
本物の自然栽培米とはなんなのか?
提唱する人によってちょっとずつ違っている自然農法(自然農・天然農法)ですが、
私のしたい水稲の自然栽培はとりあえず自然環境の中にある山田で稲を育てたいのです。
もちろん、人為的な肥料は与えず農薬も使わない。
手で植えて、手で稲を刈って(耕すのは牛・・・が理想ですが無理なので耕耘機で)の稲作。
非効率的ですが合理的でシンドイ稲作、でもとってもエコでお米の有り難みが解る稲作。
なので自分自身の中ではとてもワクワクできます。^^
自分はきっと現代に生まれて来るべき人間ではなかったのだと思います。
明治~昭和初期に生まれたかったな・・・。(戦争怖いけど・・・)
そんな自分になんとか自然栽培の稲作が出来そうな環境が見つかりました。
なんと!義父母の敷地にこういう場所が!
▼これは45年以上耕作放棄された水田。

いつもタケノコをとってる竹林の下にあります。
これを何とかして水田として蘇らせてみたいのです。
ここだと本物の「自然栽培」が出来そうな気がするのです。
水も地下汲み上げの水ではなく山から流れて来る雨水のみ。
隣近所には水田無し。
ここならタガメとかゲンゴロウとかいろんな生き物が棲んでくれそうです。^^
今のところは、カエルすらいない状態ですけど。
▼この水田の隣には小高い畦を隔てて溜池っぽい場所があります。

45年前までは恐らく水を貯めていたのではないかと思います。
しかし、水田よりも小さな溜池で稲作に必要な水を確保できるのだろうか?
地形から見て山全体の水がここに集中する様な感じですが、
雨後にこの感じでは、すぐに水が抜けそうな気もします。^^;
願わくば冬期湛水も出来る環境にして不耕起・自然栽培の稲作がしたいです。
自分にとっては夢の様なこの場所。
何とかなるかな・・・
▼全体を図で描けばこんな感じ。

問題は溜池にどうやって水を貯めるかです。
水が流れて来ても水が抜けるようならば意味無いですし・・・。
かといって井戸を掘るのは本意ではありません。
とりあえず、来年の稲作を目標に田んぼの準備を進めたいです。
ここで穫れた米、体に良さそうな気がします。^^
そんで、いつか生まれる孫達と一緒にここで田植えとかできたら楽しいかな~?
矢沢永吉 「雨のハイウェイ」