
そろそろ田植えの準備をしなくてはいけない時期です。
昨年は手で植えましたが、非常にしんどかったです。
シンドイというか痛い!
使い馴れない筋肉を使ったからでしょうね・・・。
シンドイなんて言っていたら農業は出来ないのは解っていますが、
単にシンドイだけじゃなく、体がマトモに動かないので先に進まないのです。^^;
▼2枚の田んぼのうち小さな一枚はブロガーの皆様と一緒に植えて無事終える事ができました。

というか、私はほとんど動けなかったですが・・・。
この界隈で手植えしている人はあまりいなく、(というか、間違いなく私一人でしょう。^^;)
ご近所の人には「ご苦労さんやね~!」とか、「懐かしいね~!」とか、
後で色んな人に言われれました。^^;
そんな事があったので、本日ご近所の方が「使わない田植機あげるよ!」と言って下さいました。
しかし、私は無農薬でお米を作りたいんです。
慣行栽培をしたいわけではないのです。
一般的な田植機を使うと条間はともかく、株間が狭くなってしまいます。
株間が狭いとイモチ病に弱いササニシキは無農薬ではシンドイ気がします。
昨年、稲が病気にならずに済んだのも、尺角1本~2本の疎植にしたからこそと素人なりに感じています。
でも、折角のご厚意なのでありがたく田植機を頂戴する事にしました。
株間の事はなんとか対策をしようと思います。
▼これがその田植機

歩行型のかなり昔の田植機です。
春風200って書いています。
ネットオークションでは5000円くらいで同じ機種が売りに出されています。
▼錆びていますがそこは気にしません。

▼動いてくれなければ昔のポイント点火のガソリンエンジンは修理が難しそうです。

何年も放置していた感じです。
▼二条植ですね

これで田植えが手植えに比べればとてもスピーディーに行えますが、
前述のこだわりがあるので、両手を上げて喜べないのです。
しかし、頂いたからにはちゃんと使わないと申し訳ない様な気がしますし、
なんとかこの田植機で疎植する方法を見つけなければです。
▼株間の調整は13cm~18cm

しかし、見たところ付属のギアはついていないので最大の株間は16cmですね。
師匠に聞けば、「ギアを走行にしておけば株間は広くなる」との事ですが、
師匠は「イセキのさなえ」の話だそうで、この機種はどうなんだろう?
しかも、株間は広くはなるけど、確実にバラバラになると言う事です。
二条植えたら、次は一条飛ばして二条植でも良いのでしょうか?
他に何かいい方法はないだろうか?
1株あたりの本数に関しては、何とかなりそうな気もします。
無肥料栽培稲作の先輩である京都@ナガオヨウコさんが言われていた、
籾蒔き装置の「のびのび40」とやらを使って籾蒔きすれば1本植えになるだろうか?
自作できそうな気もします。(作業効率は悪そうですが)
ともかく、疎植をする方法を見つけなければ・・・。
▼これは今年植えるササニシキの種籾。

吹き抜けの𨸶小屋のなかで寒気にさらしていましたが、鳥にもネズミにもやられず無事です。
穂の特別長くて粒の大きなものを選りすぐりました。
今年で無肥料栽培自家採種三年目のモミですが、交雑してたらもはやササニシキとは呼べないかも?
今年も元気に育って欲しいと思います。
海援隊 「贈る言葉」
今日は甥の卒業式です。
この前生まれたばかりだと思ったのに・・・
30過ぎた頃からでしょうか?時の流れが本当に早く感じます。