肉プル星人さんから頂いた橙で寿司を作ることにしました。
タイミングよく冷凍庫の中には鹿の背身が眠っています。
わが家では鹿の背身は大抵ルイベにして生姜ニンニク醤油で食べますが、
その他にもカルパッチョとかタルタルステーキにしても美味しい食材。
沢山頂いたので刺し身やカルパッチョは少々食べあきました。
ということで、鹿背身のにぎり寿司にすることにしました。
▼使うお米は自家製の無肥料無農薬の自然栽培ササニシキです。
素人がにぎってもパラッとして口溶けのいいシャリになります。
▼幅の広い鹿背身
にぎりにする時は幅広のネタに切らないと見た目におぞましくなります。
それは、血が滴るからです。
ドリップをペーパータオルで吸い取っても時間が経てばまた滴りはじめます。
それがシャリに滲んでいる様子は馴れていないと食欲をなくします。
なので、ネタでシャリを包み隠せるくらいに大きく薄く切ります。
▼日曜日に釣ったグレもつかいます。
グレはパーシャルで一晩寝かせていたのでうま味が増していると思います。
他の食材はアボカドに貝割れに大葉にキュウリ。
あとで手巻き寿司も作ろうと思います。
15年程前に南紀白浜の有名寿司店の板長に聞いたすし酢の調合でシャリを作ります。
【シャリ五合分】
★酢(今回は橙):90cc
★塩:16g
★砂糖:14g
★本みりん:15cc
上記の合わせ酢を昆布を入れて炊いたご飯に混ぜて冷まします。
※お好みで旨み調味料を加えると良いそうです。(私は入れませんが)
▼完成しました!^^
鹿背身は一見マグロの赤身の様にも見えますね。
生姜のトッピングを忘れずに。
▼鹿肉をはぐるとシャリに血がにじんでいるのが解りますか?
私は平気ですけど、普通の人はあまり良い気はしません。
なので、鹿背身で包みこんで決してシャリを見せない事がこのにぎり寿司の勘どころ。
▼さて、いただきま~す♪
くぅ~~~!!(>_<)
絶品!
モッチリ、ねっとり、でもあっさり♪
いかにも肉を食べているという食感です。
見た目はマグロの赤身っぽいけど、やはり「肉!」って感じがします。
食酢を使わず橙を使うと本当に自然な酸味のシャリに仕上がってネタの味を引き立ててくれます。
甘さ控えめあっさり風味のササニシキも良い仕事をしてくれました♪
ごちそう様でした。(。-人-。)
川嶋あい 「手のひらを太陽に」
鹿を食べて生まれたエネルギー、ムダにする事無く有意義に使わないと鹿も浮かばれませんね。
そう考えると、腑抜けた時でもちょっとは気合いが入ります。
ちょっとはね。^^;