暖地でトコトン甘いほうれん草を作りたい | 自然派で行こう♪

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今年は気合いを入れてほうれん草を美味しくしたいと思います。

10月14日にほうれん草の種蒔きをしました。

ほうれん草の種類は日本ほうれん草。

去年は日本ほうれん草に加え、違う品種のほうれん草も育てましたが、

種袋の謳い文句とは違い、甘味が薄くて全然美味しく無いガッカリな出来映えでした。

育てやすさとか見た目とか、そういうのを度外視しし、

味だけを追求すればやはり加熱用では日本ほうれん草です。

ほうれん草を甘くするコツを私なりに毎年試してきました。

寒冷地ではこの方法は万全ではないと思いますが、

温暖な私の地域では最低限の日照を確保しつつ収穫前後には出来るだけ地温を下げる事だと感じます。

日出から日没までずっと陽が当たる場所では1日の平均地温が上がります。

太陽が当たるとおいしい野菜になると思うのですが、

ほうれん草は半日日陰でも美味しく育ちます。

昨年は朝から夕方まで陽が当たる場所での栽培でしたが、

予想通りというか、例年の様な高糖度にはならなかったです、

と言う事で、自宅の際で育てることにします。

(2年前にこの場所で育てたホウレンソウが最も美味しく感じましたので。)

ここは冬なら正午を過ぎると直射日光は当たりませんし、北西風が当たり地温低下がスムーズです。

しかし、葉柄の長い日本ほうれん草は強い北西風で葉が擦れたり折れたりして傷みます。

なので、防風ネット等で風を和らげようと思います。


▼収穫直前5日の平均地温と糖度の関係はこの様になっているそうです。
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畝に地温計を差し込んで平均地温を推測してみましたが、

私のほうれん草は2年前のこの場所ではおそらく図の黄色いエリアあたりだと思います。

今後の課題としてはほうれん草を風に当てずに更に地温を下げる方法を見つる事です。


▼元肥には菜種粕とカキガラ石灰
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鶏糞で安上がりにしたいところですが、

菜種粕の方がおいしいホウレンソウが出来そうな気がします。


▼種蒔きの10日ほど前に全層に鋤き込んでおきました。
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その後、カキガラ石灰と鶏糞とボカシを追加して再度畝立てしました。

▼種まき完了。
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今年は少し狭い80cmほどの畝幅にしてみました。

この方が日照時間が少なければ外気の影響で根の周りの地温が低下しやすいと感じたからです。

ここに三条植えで株間10cmで種蒔きしてみました。

間引くのは面倒なので1ヶ所1粒まきです。

とりあえず二本の畝に600株分の種を蒔きました。

あと600粒を10月末に蒔いて種まき完了です。