昨日、9月22日にササニシキを脱穀しました。
天日干しを開始したのは9月10日の事。
途中で台風の雨に降られたり、ナルが倒れたり、折れたり・・・
かといって、四六時中監視するわけにも行かず・・・
正直なところ、お金を払ってコンバインで刈ってもらえば良かったと思いました。
でも、こうして脱穀の時を迎えられて良かったです。
さて、脱穀するにはハーベスターが必要です。
足踏み脱穀機を買ってもいいのですが、
師匠がハーベスターを貸してくれると言う事でしたので、それをアテにしていました。
しかし、まったくエンジンがかからない・・・
師匠は昨日の早朝から仕事の手を休めて元修理工さんと一緒に修理をしてくれていましたが、
昔のポイント点火のエンジンなので、ポイントが古くなっているみたいです。
スターターを引っ張っても時折パーンというバックファイヤーが起るだけ。
その後、お昼の3時くらいまで色々しましたが、結局エンジンは掛からずあきらめました。
それにしても困った・・・どうしよう。
空は今にも雨が降り出しそうな感じです。
しばらくして、先日ナル掛けの方法を教えてくれた近所の人(見ず知らずの人です)と出逢い、
事の事情を説明するとなんと!「うちのハーベスター貸してあげますよ。」
え!!!!本当ですか~~~! \(^o^)/ヤッター!
そして早速田んぼまでトラックで運んできてくれて脱穀作業を開始しました。
このとき既に午後四時くらい・・・ついに小雨がこぼれてきました。
それに早くしないと日が暮れてしまいます。
大急ぎで脱穀開始!
すると、近所の人がやってきてくれて手伝ってくれる事になりました。
しばらくして陽がしずみ、街灯を頼りに脱穀が終わったのは午後7時半くらい。
ようやく肩の荷がおりました。
脱穀中の写真は残念ながら撮れていません。
時間も無いし、時折小雨もふるし、何よりもお手伝いしてくれている人に対して無礼ですから。
それにしても、この町の人はなんて素晴らしい人達なんだろうか!
見ず知らずの私に大事な機械を貸してくれたり、暗闇の雨の中最後まで手伝ってくれたり、
感謝の気持ちでいっぱいです。
▼脱穀後はかなりの雨が降ったみたいです。
翌朝になっても、まだお借りしたハーベスターを取りに来ていません。
貸してくれた人の名前も家も知らないし、電話番号も知らない・・・
どうしたらいいだろうか?
御礼もキッチリしたいのに困った~~。
▼さて、玄米の収穫量は何俵あるでしょうか?
この5畝半の水田でモミ袋に18袋ありました。
ギッシリつめているものは16袋。
籾すりすると1割ほど目減りするそうですが、これは予想以上に収量がありそうです。
▼ちょっと粒が小さいような気もしますが、気にしません。
後はモミスリして精米して食べるだけ。^^
ササニシキはコシヒカリに比べ、モミスリ後は食味が落ちやすい様なので、
年2~3回にわけてモミスリするつもりです。
よ~~し!コレでこの一年はお米を買う必要がありません。^^
食糧を買わなくても自家製のお米と野菜と梅干と釣った魚でなんとか生きていけそうです。(笑)
半自給自足生活にちょっと近づいてきましたね。
井上順 「お世話になりました」