
自然栽培ササニシキも田植えから11週間経ちました。
稲穂も垂れてきて、有機栽培のササニシキとさほど変わらない生育状態です。
ただ気になるのは葉の色。
▼いつまで経って青々としています。

肥料も土壌改良剤も入れてません。
なのにどうして?^^;
▼お隣の水田と比べればその青さは一目瞭然

考えられる原因はカミナリによる窒素固定?
いや・・・それなら他の農家さんの稲も青々とするはず。
調べていくうちに衝撃の事実(稲作素人の私にとっては)を発見!
▼この青々とした藻・・・

アオミドロやアミミドロばかりではなく、サヤミドロも繁殖しているとすれば・・・
どうやら原因はサヤミドロだと言う事になります。
サヤミドロには大気中の窒素を固定する能力があるそうで、
「サヤミドロ自然栽培」なる農法もあるそうです。
---以下引用---
水田を不耕起、深水管理すると、緑藻綱エドゴニウム(サヤミドロ)目 Oedogonialesという緑藻が発生するが、このサヤミドロは空気中の窒素を固定するとともに、水中への酸素の供給も行い、水中生物が増加し、メダカやドジョウの生息も可能となる。疎の結果、無肥料の無農薬の稲作栽培が可能となることで、注目されている稲作栽培方式である。
---引用終了---
なるほど~~!
と言う事は水を抜かずにいればずっと窒素は利きっぱなしと言う事でしょうか?
う~ん・・・今年のお米は期待できないかも???^^;
▼株の全体像

扇子状に広がっていた株も真上に向かって伸びています。
やはり有機栽培に比べればお米のつき方は少ないですね。
▼平均的な株

かなり茎数が少ないです。
▼この株にはコレだけの稲穂が付いていました。

多いのか少ないのか?素人には解らないですが、多くは無いはず。
なにしろ素人の自然栽培ですから。
▼これは放置していた捕植用の株

元は10本くらいの苗です。
かなり増えましたが、枯れている茎もずいぶんあります。
▼コレにはコレだけの稲穂がついています。

ありゃ~?あんまり変わりませんね。
沢山植えたからと言って沢山の稲穂が出来るって分けではない様です。
沢山植えると無効な分げつが多くなると言う事でしょうか?
▼病株はこの1株のみ

いもち病?
でも、稲穂は付いている様なのでよかったです。
▼首の部分になにやらアザの様なものが???

コレは虫でしょうか?
被害が拡大しませんように。
松田聖子 「青い珊瑚礁」