美味しいと評判の立石中長ナスを今年初めて育てています。
このナスは市場ではもっともポピュラーだと思える千両二号ナスの片親と言われています。
もうひとつの片親は早生真黒茄子とも言われます。
私はヌカ漬けが好きで、ヌカ漬けを作る為にキュウリやナスの品種を選んで作っています。
キュウリは四葉胡瓜。
そしてナスはいつもは千両2号ですが、今年はこの品種も育てています。
ヌカ漬けには小さめのナスが向いていると思いますが、
あまりに小さく肥大途中のナスはナスの色素(ナスニン)が薄いのか、
漬け上がりがキレイな茄子紺になりません。
▼肥大しつつ、光も浴びてヘタと実の白い色が薄れてきた頃合いで収穫します。
ナスの剪定をしないと光が当たりません。
そういうナスは一見キレイな黒に見えますが、
ヌカ漬けにすると漬け上がりがイマイチです。
なので、光が思いっきり当たるように剪定しています。
▼初収穫♪
さっそく家に持って帰って塩で揉んで数分放置。
▼ヌカ床に立てた状態で漬けています。
寝かせるよりも色よく漬かる気がします。
そして鉄をその側と上の方に置いて1日半放置。
▼色よく美味しく漬かっているかな?^^
乳酸菌の活動が活発でもこもことふくらんでいます。
ナスを漬けるには水分量がもう少し多い方が漬かりやすいですね。
そのうち丁度良くなるかも。
▼ありゃ?^^;
ちょっと色が悪いですね・・・
▼これは少しマシかな?
ヌカ床の調子もいい感じで、
酸っぱい香りも少なく、チーズの様なマイルドな香りが漂っています。
個人的には酸っぱくてもOKですが・・・。
▼生姜も漬けています。
ナスとキュウリのヌカ漬けはおろし生姜醤油+黒七味で食べます。
生姜のヌカ漬けをおろし生姜にすると刺す様な感じが少なくなって大好きです。
▼切ってみました♪
最高にいい状態ではないものの、それなりにキレイなナス漬けになりました。
これを白いごはんやお茶漬けで食べると「夏が来たな~♪」って気分になります。
ヌカ漬けバンザ~イ♪
立石中長なすは皮が薄くて柔らかく、
ナスの皮独特の渋みもほとんど無くておいしいぬか漬けになりました。
作って良かったと思える品種でした。
キャンディーズ 「夏が来た」