
梅雨の中休みにようやく小麦を玄麦にする事ができました。
暇なときは雨で、晴れたときは何かと忙しい。
少しずつ手で揉んでで穂から麦を外していました。
それを唐箕にかけて麦だけにする事が出来ました。
とはいえ、まだまだ半分の麦は穂がついたまま倉庫で眠っています。
▼これが刈り取った麦

このときはまだ梅雨入り寸前だった様な・・・
もう少し早く刈り取っていればスムーズに小麦粉に出来たかも?
▼使う道具はこの唐箕

この唐箕はハンドルを回す事により風を起こし、
比重の軽い藁とかノギ等は左側に飛出して、小麦は下に落ちる仕組みになっています。
▼そして比重の最も重い大きな小麦は右に落ちます。

左に落ちるのはちょっと小さめの小麦。
さて、いよいよ選別開始!
▼手で揉んで出たものすべてを投入

ある程度篩いにかけておいた方が良かったかな?^^;
と言う事で、勢いよくハンドルを回して麦等を下に落とします。
ぶ~~んぶ~ん!!そんな音を出しながら勢いよく藁とかが左側に飛んで行きます。
▼あれ?^^;

手で揉んだだけなので、ちゃんと小麦がとれていません・・・
というか・・・初めてなので加減が解らず、物乞い勢いで回しすぎました・・・
小麦も一緒に左側から沢山飛出したようで・・・
辺り一面麦だらけ・・・orz
もったいな~~い!!(>_<)
そして秋にはこの辺一体麦だらけになりそうです。^^;
▼こういうのはもう取り除いた方が良いかも・・・

でも、小麦が減った分、少しでも数を稼ごうとまたしても手も身作業で麦を取り出しました。
非常に疲れます。本当に疲れます・・・
小麦粉を作るのって、こんなにしんどいものだとは・・・
唐箕があるから簡単だろう・・・そんな甘い物ではありませんでした。
「一生懸命作った食べ物、粗末にしたら罰が当る」
昔の人はよくそんなことを言っていましたが、
小麦、大麦、お米、蕎麦・・・
ここ数年、いろんな穀物を手作業で刈り取り・脱穀・モミスリ・脱ぷ・製粉等をしているので、
もうイヤになるくらい身にしみました。^^;
▼手でもんでは唐箕にかける事数回

まだまだ色んなものが混じっています。
いつになったら麦だけになるのだろうか?^^;
▼今度はしつこいくらいに手で揉みました

そして・・・
▼ようやく麦だけになりました。 \(^o^)/ヤッタ~!(というか、ヘトヘト。)

後は小さな石を手作業で取り除き、出来の悪い白っぽい麦を取り除いて完成!
後は食べる寸前に石臼で粉にするだけです。^^
でも、粉にする前に天然酵母を作らなければなりません。
初めての酵母作りなので、恐らく失敗します。
う~ん、オール自家製パンまでの道程はまだまだ遠そうです。^^;
RYTHEM 「小麦色のラブソング」