今年の春は透明マルチで育てています。
秋ジャガには透明マルチを使う人はいらっしゃるでしょうけど、
春ジャガには透明マルチはまず使わないと思います。
収穫の頃に高温障害もおきるだろうし、何より雑草がわんさか生えます。
なぜ透明マルチを貼っているかと言うと、
黒マルチシートを買ったつもりなのに、よく見るとなぜか透明マルチ。^^;
しかし、植え付けの翌日は雨の予報です。
畝を雨に濡らしたく無いのでとりあえず透明マルチを張り、
1本でも発芽を確認したら早急に黒マルチに張り替えようという計画です。
その方が発芽も早くていいのでは?とも思っていました。
そして種芋の土盛りが少ないかもしれないので、
土が乾いたらもっと高く盛りたいとこころ。
しかし雨ばかりで土が全然乾かない。
そして昨日、ようやく水が引きました。
▼もうすっかり発芽して青々しています。
とりあえず芽掻きをしようと思います。
芽掻きをすれば種芋にどれだけ土が被さっているのかが解ります。
植え付け後、土は時間とともに落ちついて思ったよりも盛り土が少ない場合があります。
土が少ないと芋が焼けたりして品質が悪くなります。
それに黒マルチと言えど光は多少通しますから緑化もします。
▼芽掻きしました。
白い茎の長さは10cm~15cmくらいです。
しかし、長い芽の下はカールしているのでおそらく種芋の下側から生えたもの?
これは少し土を盛った方が良いかも知れません。
▼秦(はだ)を管理機で耕しました。
やはりまだ水が引いていません。
ネチョネチョではありませんが、水分がかなり残っています。
このときは朝でしたが、このまま夕方迄水分を出来るだけ飛ばすとします。
(ところで畝間の事を当地方では秦(はだ)と言いますが、全国的にそう呼ぶのでしょうか?)
それから夕方までショベルで田んぼ周囲の雑草を掘り起こして疲労困憊。
夕方から作業再開。
▼トンボで掻き揚げて盛り土完了!
5cmほど盛りました。
青い葉っぱも土の中・・・。
そして黒マルチの下・・・。
こんな事をした事は今迄ありません。
今生えている芽は生育がストップするのか、そのまま伸びるのか?
もしかしたら腐ってしまうかもしれません。
しかし、これも経験。
種芋を丸のまま植えているので最悪新しい芽が出る思います。
▼黒マルチ張り完了
寸足らずでサイドが覆いきれていません。
ジャガイモ栽培の場合、黒マルチの目的は適度な地温上昇・防水・遮光なのでこれでもいいかな。
▼そして、遅霜対策と雨除けにトンネルを設置
思いっきりセンターがずれています。^^;
とても気になります・・・
でも、大雑把なO型なのでこのままでOKと言うことにします。
▼芽出し出来る芽だけ出しておきました。
この後、他の芽も無事に成長してマルチを持ち上げてくれれば無事に芽出し出来るのですが・・・
もう一か八かって感じです。^^;
木村一八 「オレたちだけの約束」