発芽直後にチビッコに踏まれた黒田五寸ニンジン「陽彩」です。
すっかり遅れましたけどやっと間引きを開始しました。
間引きってめんどくさくて嫌です。
なので、大抵の野菜は間引き不要な蒔き方をするか、
数をかなり減らして蒔きます。
少々の欠株が出ても特に気にしないのです。
しかし、ニンジンだけはある程度ビッシリと蒔きます。
特に風の強い場所ではニンジンは1本だけで立つ事が難しいと思うからです。
▼これがこの畝に蒔いたニンジン。
在来種の黒田五寸ニンジンと違ってこの「陽彩」はF1品種だと思います。
在来種(固定品種)のニンジンと違って雄株雌株は無い(雄株が少ない?)と聞いています。
果してそれは本当なのでしょうか?
▼しばらく放置していると雑草に包まれていました。^^;
これは牛の毛草という水田跡地によく生える雑草です。
根が張って抜くのはとても厄介。
土が過剰に湿っていると雑草と一緒にニンジンも抜けてしまい、
乾き過ぎているとなかなか抜けません。^^;
今日は水分量が丁度良くて抜くのに最適でした。
でも、雑草を抜く前に間引きをしなければ・・・
私はニンジンの間引きは遅め遅めでやっています。
そのほうが風にやられず、真っすぐなニンジンが出来やすい気がしているからです。
▼ニンジンの株元に雑草がビッシリ!
ちょっと放置し過ぎたかな~。^^;
▼間引いてみました。
みんなこんなニンジンばかりだと良いのですが・・・
▼子供に踏まれた辺りのニンジンはやはり・・・
踏まれたのが直接の原因ではないにしろ、
確率的に踏まれた辺りのニンジンはこういったなのが多いです。
▼稲の残渣を取り除かなかったからか、曲がったのも結構ありますね・・・。
間引いてて思ったのですが、
今まで雄株雌株の区別を付けていた株元の茎の赤い縞模様が入っているのはかなり少ないです。
やはり多少高い種だけあって効率の良い種ですね。
来年は風にやられない様にトンネルして薄蒔きしてみようかと思います。
田原俊彦 「NINJIN娘」