初めての米作り│何故に無肥料ササニシキか? | 自然派で行こう♪

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自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。

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ついに念願の米作りをする事になりました。

といっても、最初からうまく行くなんて思っていません。

なにしろ無肥料の自然栽培で米作りをする訳ですから・・・

ご近所の農家さんにアドバイスを伺ってもうまく行かないと思います。

ですから、今年は失敗覚悟の米作りです。

さて、私がしようとする米作りは時代を見据えたコンセプトがあるんです。

時代を見据えた・・・なんて書くと、「小賢しい!」とお思いの方もいらっしゃると思いますが、

2つの曲げられないコンセプト無くしてコレから始める私の素人米作りは何の意味も持たないのです。


1.品種はササニシキにこだわりたいと思います。

それは何故なのかといえば、ササニシキは粘りが少なく冷めても美味しい品種だからです。

現在では本場宮城でもササニシキを栽培する農家さんはスゴく少なくなったと聞きます。

それはコシヒカリ・はえぬき・ひとめぼれ・あきたこまち・・・

粘りがあり、炊きたてがスゴく美味しい品種があるからだと思います。

しかし、保温しない冷たいお弁当を食べるならばササニシキがよく合います。

それは粘りが少なく、冷めてもご飯粒の一粒一粒の食感が味わえるからです。


▼炊きたてではコシヒカリ等がスゴくおいしいと思うんです。
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もちろん冷めても美味しいです。

でも、新米の時に美味しい炊き方をすると、

米同士がくっつき過ぎてどうも私の好みではないのです。

炊きたてはコシヒカリが圧倒的に美味しいですが、冷めればササニシキに軍配を上げたいんです。


▼昔の弁当は日の丸弁当が主流でした。
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もちろん冷めています。

だから冷めてもおいしいササニシキがピッタリなんです。


▼おむすびも炊きたてはコシヒカリが美味しいと思います。
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でも、冷めればササニシキのほうが断然おいしいと思います。

にぎり寿司もササニシキを使うと美味しくし出来ます。

ということで、電気を出来るだけ使わずに美味しく食べるにはササニシキだと思うんです。

これからは色んな意味で電気を節約しないとイケナイと思うんです。


私は関西在住ですが、万が一、関西でも長期にわたる停電が起きた時には、

薪等を使って、お釜や鍋や飯ごうでご飯を炊く事が出来ます。

しかし、停電している訳ですから、レンジでチンもジャーで保温も出来ません。

そんな時、「冷たくなっても美味しいご飯」と、言う事でササニシキに決定しました。

続きまして、栽培方法です。


2.栽培方法は無肥料の自然栽培にこだわりたいと思います。

それは何故かといいますと、

冷蔵庫を使わずに夏場の高気温時に常温で保存しようとすると腐敗するからです。

無肥料栽培で育てた野菜は腐らずに枯れるといいます。

ご飯も同じく腐らずに枯れる・・・?

いえ、枯れるイコールカチカチのパリパリになるって事ですから、それでは美味しく頂けません。

無肥料で育てたご飯は腐らずに発酵すると言うのです。

参考URL: http://shizenhonpo.com/?pid=20741040

早い話が甘酒のようになるらしいのです。

さらにクエン酸の多い白干梅やしそ漬梅を入れておけば更に安心だと思うんです。

だから無肥料の自然栽培にこだわりたいのです。

でも、出来る事ならこのままずっと、

炊きたての美味しいコシヒカリ等を食べられる時代であって欲しいと願っています。




先日、運良く野口種苗さんでササニシキの無肥料自然栽培米の種子を手に入れる事が出来ました。




▼コレがそれです。^^
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これをパン箱で育苗してみたいと思います。

手植えなので少し大きめに育てたほうが良いのかな?

全然解っていないので、まだまだ調べている途中です。

条間や株間も少し広めにしたほうが良いかな?

その他にも解らない事だらけ・・・

というか、まだ作った事も無いのに、解るハズが無いですね。(笑)


▼まずは今日の作業
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このまま水に一週間程浸けておけば良いそうな・・・

そして植え付けの前日にぬるま湯に一晩浸けるらしい・・・。

でも、浸っているのはササニシキの種子だけではありません。

私自身もメッチャワクワクしてこの上なく楽しい気分に浸っています。

さてさて・・・どうなる事やら・・・^^楽しみだぁ~♪


吉川団十郎 「ああ宮城県」


高校生の頃の曲です。

米は天下のササニシキ♪

よ~~し!頑張って育てるぞ~♪