
ココはリビングから見える窓の外の風景です。
夏場は水田、そし秋~春までは私が野菜を作る事を許可された畑です。
作りたい野菜は色々ありますが、最初に植えなければイケナイのは、ジャガイモ。
今まで延び延びになっていましたが、これ以上植え付けが遅れると、
多収を目指すにはトンネル栽培を余儀なくされてしまいそうだからです。
と言う事で、まず手始めにしなくてはならないのは、稲の残渣を集める(排除する)事。
先日、あらかじめ刈り払い機で刈り残しの稲の株元を刈り取っています。
午前中は台風の影響で雨ふりだったため、作業をはじめたのは今日のお昼前。
モチロン合間を縫って(?)本業もしなくては行けません。
▼最終的に使ったのは、このレーキとフォーク。

最初は全て向こうに見える三角地帯に積み上げるつもりでした。
耕作放棄地を1人でショベル1本で開墾されたウッチーさんに比べればお茶の子サイサイへのカッパ。
と思って作業を黙々続けました。
▼しかし、かき集めては運ぶ・・・を繰り返しているうちに、思い始めました。

稲藁(残渣)が大雨に濡れてて結構重い。
昨日までなら藁も乾燥して軽かったのに・・・。
「このままでは、今日中に終わらない!」ということで、
まずはジャガイモの畝の部分だけを掃除する事にしました。
▼全て刈り取った筈の稲の株が分厚い藁の層に隠れていたりします。

刈り払い機を再登場させ、刈り取りました。
刈り取った後は、掃除を再開します。
▼あ!こんなもの発見!

新米です♪ご飯2~3膳分はありそうです。^^
物干に吊るして天日干ししておきました。
乾燥、脱穀して玄米ご飯にしてみたいと思います。
今日は早起きしただけあって、すごく得しました!
▼これは、株を刈り取る前の画像です。

手前の株を刈り取って向こうに見える藁の積んだ筋と、同じく
こっちがわの藁も手前に書きあつめていよいよ畝立て開始。
▼その前に耕耘機で耕しました。

この作業はメチャクチャラクチンです。
機械って本当に便利です。
でも、植え付けまでに時間があればショベルで天地を返してから耕耘したいと思いました。
底の方に長年の稲作で稲の残渣が腐って蓄積された肥えた土があると感じたからです。
しかし、土揚げローターを使い、ある程度の底土を種芋の上に被せるので、
さほど変わらない気もします。
▼植え付けの前に根っこを取り除いてみました。

ということで、これらは田んぼに隅っこの方に撤去。
▼根切り虫が株の付け根を寝床にすると、お隣の婆ちゃんから聞いたからです。

▼邪魔者(根っこ)がいなくなったので、いよいよ畝立て開始♪

畝幅(谷から谷まで)1m50cmの狭い畝ですが、
秋ジャガの畝は小さくても大丈夫と言う事なので、コレで良いかな?
▼これが、今回植える種芋。

農林1号と、アンデスレッドです。
農林1号とデジマを植える予定でしたが、HC巡りをするもジャガイモが不作ということで、
どこのお店でも種芋が売り切れています。
50kmほど離れたHCでようやく種芋を発見♪
しかし、目当てのデジマは大き過ぎて切らないと数が合いません。
秋ジャガは腐敗防止のために出来るだけ切らずに植えたいと思いましたので、
デジマは断念。
代わりに買ったのが、アンデスレッドです。
▼農林1号は1kgと少ないので、50cmの間隔で植えました。

農林1号とは、国産第1号のジャガイモなので、そんな名前がついたとか?
利用方法はポテトチップスに最適と書かれてありますが、
鯉釣りのエサにも最適との事です。^^;
▼アンデスレッドは2kgで農林1号の倍あります。

だから、間隔を25cmにしてみましたが、
都合良く数が合う筈もありません。^^;
▼アンデスレッドが足りません・・・。

代わりに春に収穫したメークインを植えようとも思いましたが、
同じ春ジャガでも、男爵に比べ秋の栽培に適していないとの事なので、
歯抜け状態のまま残す事にしました。
▼この上から土を被せてひとまず完了。

明日、畝をキレイに整えて、マルチを張って完成です。
今回は肥料は入れていません。
秋ジャガは春ジャガに比べ、肥料をあまり必要としないみたいだし、
土が肥えていそうなので無肥料栽培での挑戦です。
収穫は霜が降りる頃か、トンネルかけて12月初め?
おいしい秋ジャガが収穫出来ます様に。(。-人-。)
2010.09.08植え付け。