
病気なのか?とれともカルシウム不足か?それとも・・・
無肥料栽培では有機栽培に比べ病気の発生は殆どないものと感じていました。
ところが、最近異変が起きています。
冒頭の写真はポンデローザです。
葉が極端に黄色いのは萎ちょう病かもしれませんが、ちょっと違う様な・・・
恐らく水不足だと思いますが、どうでしょう?
なにしろ一切水をあげていませんし、雨もふっていないからです。
いくら何でもコレは可哀想ですね。
でも、いま水をあげると唯一付いている貴重な実が避けてしまう恐れがあるので、
もう少し辛抱してもらう事にします。
▼スターマークもクッキリで収穫が楽しみです。

ただ、ベースグリーンの青みが足りないと言うか、
日焼け果に近い状態になっている気もします。
うちの圃場においてはポンデローザは無肥料栽培に限る!
そう感じた2010年のトマト栽培です。
▼これはイタリアントマトのサンマルツァーノ

もうどうにでもなって^^;
まともな実もついているのですが、大抵ヘンテコなカタチか、尻腐れ病です。
▼これは雨除けハウスの中のアロイトマト。

雨除けハウス・・・この干ばつ下においては妙に空しく響く名前です。
しかし、購入時の説明書によれば雨除けハウスには日焼け果を防ぐ効果もあるとか?
寒冷紗や遮光ネットを施した場合の話なのでしょうか?
アロイトマトには尻腐れ病はでていません。
しかし・・・
▼今日気がついたのがこの症状です。

成長点が枯れる・・・?
なんなんだろうか?虫にやられたのか?
それとも、芯腐れ病の症状?いや、それはないと思います。
トマトの実には尻腐れ病も出ていないからカルシウム不足が原因ではないかと思うからです。
じゃ、なんだろうか?
単純に暑いから???^^;
▼これも全く同じ症状です。

発生本数が少ないのですが、このまま他の株にもこの症状が出ると悲しいです。
そしてついに・・・
▼恐怖の青枯れ病が出てしまいました。

このトマトは第二弾の無肥料栽培トマトです。
やはり、まだ肥料が残っていたのでしょうか?
というのも、第二弾のトマトの生育は場所によりバラツキがあります。
生育の比較的良い場所の株が病気にかかっています。
▼引っこ抜いてみます。

あっさり簡単に抜けました。
これはゴミ箱にポイしておきます。
ついに1株病気になってしまいましたが、
無肥料栽培では病気が出にくいというのも確かな様な気がします。
来年はほぼポンデローザオンリーで無肥料栽培をしてみたいと思います。
有機栽培トマト栽培はやっぱり暫くヤメようと思います。
経費もかかるし、労力も心労もハンパ無いからです。(笑)