秋なすをゲットする為に切り戻しと根切りをしました。
ナスの剪定方法にも色々あると思いますけど、
私はずっと我が師匠の方法でナスを作っていました。
その方法は切り戻しをせずに4本立てを貫き、収穫できる限界の高さまで伸ばしきり、
そこで摘心して、収穫を続ける方法でした。
しかし、その方法にはひとつ問題がありました。
というのも、一度その枝に元気がなくなれば良いナスが収穫出来なくなるのです。
なので、師匠は「粘着くん」を何度も使って害虫をこまめに退治しています。
肥料も恐ろしいほど入れます。
樹勢を保つのに常に気を配らなくてはならないと言う事です。
ということで、今年は普通に切り戻しをしてみたいと思います。
▼ウチの今のナスはこんな感じ。
今はまだ何となく良い実がついていますけど、
そのうち元気がなくなると思います。
定植が遅かったので、切り戻しも少し遅れ気味です。
▼思いっきり剪定してみました。
▼今付いている実も落とした方が良いのでしょうね。
でも、小ナスの天ぷらにしたいので、もう少しだけ大きくしてから摘果します。
▼ついでに根切りもしました。
根を切るのは賛否両論あるかと思いますが、
接ぎ木苗の台木は強靭なので、少々切っても大丈夫だと思いますし、
地上部と根はバランスを保つのも一理あると思います。
私は以前、永田農法を実践していたので、根を切る事に抵抗がありません。
ショベルで円を書く様に、枝の最先端の下あたりに切り込みを入れます。
これで、永田農法で言うところの「うまい根」と呼ばれる新たな毛細根が発達し、
肥料や水をうんと吸って美味しいナスが出来る事を祈っています。
このナスの台木には何が使われているのか判りませんが、
トゲのない所を見るとトルバムビガーではなさそうです。
樹勢もおとなしいので、おそらく赤ナスあたりでしょうか?
いずれにしても実生のナスよりも味は落ちますね。
▼ただひとつ気がかりなのが・・・・
どうやら病気にかかった様です。
アブラムシは全く付いていないので、感染経路は不明です。
たった3株だけなので、撤去せずにこのまま育ててみたいと思います。