
部活 中華料理で愛しチャイナ部☆お題「私の朝食」
このお粥はご存知の方も多いでしょうけれど、
京都の有名店「瓢亭」の朝粥風に作ったものです。
それに野沢菜漬を組み合わせて作ってみました。
このお粥は白いお粥の上からあんをかけて食べるものです。
そのあんとは、鰹節と昆布で濃い出汁をとり、質のいい醤油で味付けし、
吉野葛でトロミを付けたものです。
体の調子が優れない時、あっさりとしたものを食べたい時によく作ります。
昔の紀州人と言えば茶粥が朝食の定番となっています。
TVの秘密のケンミンSHOWでは、「和歌山県民は茶粥をちらし寿司の上に掛けて食べる」
なんて紹介されていましたが、そんな事はまずしません。
それに茶粥だけでなく白いかゆも食べます。
というか、私は茶粥より梅干や漬け物と相性のいい白かゆの方が好きです。
▼野沢菜漬け

葉ではなく、茎の方を使います。
味は勿論、シャキシャキとした歯ごたえを楽しみたいからです。
この野沢菜は長野県の方に送って頂きました。
▼土鍋に洗った米と水を入れます。

いつもは七分~五分粥にします。
今日は七分粥にしてみました。
▼本枯節を削ります。

鰹節はドッサリ削ります。
昆布でとった出汁にそれをいれ、中火でアクを取りつつ出汁を取ります。
火を止めて鰹節が落ち着くまで置いてこします。
出汁は濃すぎるくらいでちょうどいいです。
▼濃口醤油

醤油は和歌山県御坊市の堀河屋野村の三ツ星醤油を使いました。
この醤油が昔から私のお気に入りです。
▼吉野葛

片栗粉でも代用出来ますが、
葛の方が雑味が無くて美味しいです。
先ほどの濃い出汁に醤油を入れ、水で溶いた葛を入れます。
弱火にかけ透明になったら火を止めます。
▼お粥が完成しました。

ここに塩を入れます。
塩は色々持っていますが今回は梅塩を使ってみました。
▼梅塩

この梅塩とは塩に梅を入れたものではなく、
梅干を漬けた時に出来る「梅酢」から抽出した塩の事です。
クエン酸やカリウム等、梅の成分が含まれていて体に良いと思います。
▼刻んだ野沢菜を混ぜ込みます。

この野沢菜漬は本当においしいです。
自分で漬けたものとは比べ物になりません。
さすが本場ですね!
▼あんをかけます。

たっぷり掛けます。
野沢菜漬と葛あんのコラボは初めての試みですが、
旨くないわけが無いと思っています。
▼完成しました!!

あんのとろみが無くても良いのではないか?
そう思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
葛のトロミ無しで作ってみましたが、味がぼやけます。
出来損ないの雑炊の様になってしまうんですよね。
▼いよいよ食べます。

うま~~!!!
コレは格別の旨さです!一気に食べてごちそう様しました♪
野沢菜漬もたくさんあるので、また近いうちに作ってみたいと思います。
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