
肥料が無くても育つならプランターでも無肥料栽培は出来るのか?
そんな疑問と期待を兼ねてのテストです。
前回の記事は→コチラ
植物が肥料が無くても育つなんて普通に考えれば馬鹿げていると思います。
でも、育っています。
訳解りません。
土中の少ない肥料分をセッセと吸って生きているのだろうか?
それとも、自分で栄養素を作り出しているのだろうか?
はたまた、NPK以外の何らかの物質が植物の栄養素になっているのだろうか?
長年作れば作る程、肥料が抜ける程、作柄が良くなる・・・?
信じがたいですが、無肥料栽培されている人は異口同音に述べられています。
このテストは前回の記事にも書きました様に、
火素・水素・土素という3つのエネルギーで植物は育つという事に疑問を持ったからです。
決して「無肥料のプランターでも育つ」とういう私の考えではありません。
ということで、まず土を用意します。
最初は赤玉土を使おうと思いました。
▼赤玉土

というのも、通気性が良く、弱酸性であると言う事。
そして、赤玉土の様な火山灰土はリン酸を吸着するため、リン酸が土中にあっても、
植物が利用することができない状態になっているという情報を得たためです。
しかし・・・
▼袋を見るとこんな事が・・・!

直接触れる手が荒れる???
こりゃいかんでしょう・・・。^^;
ということで、別の土を考えました。
▼「芝の目土」です。

芝の目土は芝生に使われるのですが、
粒子が細かく軽いので、種まきの時の覆土用に使っています。
▼説明には、ほぼ無菌、無肥料と書かれています。

▼酸度もいい感じに調整されています。

ただ・・・今回買った芝の芽土は今まで使っていたものとかなり違います。
ただの砂を袋に詰めた感じ・・・。
粒の大きさもマチマチで私の知っている芝の目土ではありません。
▼芝の目土にはこんなのもあるんですね。^^;

▼しかも、中には苔が生えていましたよ・・・orz

▼まず、赤玉土を入れます。

赤玉土を入れるのは水はけ&保水対策です。
その上から芝の目土(なのか?)を入れます。
▼無肥料栽培のアロイトマトの種です。

この種は野口種苗さんから購入した、無肥料栽培で育てたトマトの種なので、
無肥料栽培で育つ筈です。
ただ、採種地の埼玉県とは気候はもちろん、土壌も違うのでその辺が心配と言えば心配です。
▼これがその種です。

いたって普通の種です。
▼蒔きます。

覆土して準備OK。
水はあげません。今にも雨が降りそうなんで。
簡易トンネルも施さず、そのまま発芽をまちます。
発芽はする筈ですが、本葉が出てからが楽しみな所です。
本当に完全な無肥料で野菜が育つならコレでも育つ筈。
育たなければ「土素エネルギー」が実在するのか、
また、なんらかの成分を吸って成長しているとしか考えられません。
ちなみに、雑草等、他の植物残さの栄養を・・・という事は無いと思います。
というのも、この種を作った関野氏はマルチを施し、雑草を生えなくしているからです。
記事の説明不足で誤解される事もあるかと思いますが、
これはあくまで私が疑問に思っている理論の消去的解決法の第一歩ですので、
誤解がございませんよう、ご理解の程宜しくお願い致します。