日々テリトリーを広げながらまるで勢力争いをしているかの様に。
そいつらの種族はスイカである。
今までスイカを作っては何らかの被害に遭い、口に入る事は無かった。

スイカ作りはあきらめた方がええのんか?
しかし、忘れがたきは数年前に女房の父が自分ちの空き地で腐葉土だけで育てたキャノンボールスイカの味。
キャノンボールとはご存知の様に黒皮のスイカで、よ~~~~く、目を凝らしてみるとおぼろげながら縞模様の名残りもある。自分はガキの頃はスイカが大好きだった。(というか、夏はスイカ、ぶどう、カルピス、ホームランバーしか冷たい食べ物が無かった。)
義父からもらったスイカを口に頬張る

なんじゃこりゃ~~!!!甘い!甘すぎる!!ふざけとんのか?と言うくらい恐ろしく甘いのだ。
一気にそのキャノンボールスイカが大好きになった。
でも、またカラスとかにやられないだろうか?そんな心配をしながら植えようかどうしようか悩んでいた。
しかし、メーカーのサイトにはサラッとこう書かれていたのだった!
「カラスの被害にあいにくい。」
さっそく、苗を購入した。5月も10日を過ぎた頃だったので、苗はろくなのが無かった。
でも、そんなの気にしちゃいられない。3本購入。
と言う事で、腐葉土20kg以上を苗の植え付け穴にぶち込み肥料を苗のぐるりに振りかける。
肥料は、自分で釣った35~45cmほどのグレ(メジナ)十数匹のアラの煮干しである。
それを約5~6kgのヌカとEMボカシを混ぜて発酵させた。
3本あるうち、真ん中の苗には腐葉土のみで、両サイドの苗にはそのボカシをやった。
結果は真ん中の方が断然育ちがいい。なせだ?米ぬかが発酵しきっていなかったから障害が出たのか?はたまたつるボケか・・・?
3本中1本は雌花さえ付いていない・・・。
それにしても、真ん中のスイカ、昨日の大雨で一気に大きくなったよ。^^

しかしである。縞模様がくっきりハッキリ?
本当に黒皮のスイカになって行くのだろうか?ちょっと心配。^^;