参加のきっかけは、たまたま三越伊勢丹のECサイトを見ていた時にイベントページで参加者募集をしていたのを見つけたんです。参加費用は¥550でした。わたくし三越劇場の中に入ったことなかったし、この劇場が国重要文化財建造物であるということを初めて知り是非見ておきたいと思ったんです。
まずホール後方の出入り口へと案内され、ドアが開くと…
わわわ
バイオリニストによるバッハの名曲が出迎えてくれました。演奏は、奥村智洋さんという業界ではなかなか著名な方なのだそう。
参加者は15名ほど(確かこの人数で締め切り)
このイベントは夏の企画ということで、7月〜8月にかけて週に1〜2回、午前の部と午後の部がありこの日が最後でした。
三越劇場副支配人の斎木さんが司会をされました。因みにこの方めっちゃ三越愛深し(笑)随所で熱弁止まらない感じでしたが1時間という枠を意識してか、かなり感情は抑えていらっしゃる様子でした。
この幕は『三越劇場』創立100周年記念なのね。
時々、隅の方の座席を外して花道を作ることもあるそう。舞台の袖への出入り口。ここから舞台に上がらせてもらいます。
参加者を半分に分けて出演者と観客に扮しました。わたくしもついに…
三越劇場での舞台初出演!!!!!!(爆)
『火の用心』の文字ですが、幕裏には必ず書いてあるそうです。演者にとって舞台は生命線なので。
うわぁ〜
観客席が近いのねえ
そのあと、館内の装飾について説明を受けました。ステンドグラスとかその周りのライオン模様とか盾と矛の図柄があることなど、人に教えてもらわなければ注目しないような細かな箇所まで見ることが出来ました。
その後二階席に上がらせてもらいました。ここへは階段を使うしかありません。車椅子の方などは従業員用の非常口から入る事も出来るようです(もちろんスタッフさんの案内付きで)
二階席からは劇場内がよく見渡せました。
一階席では遠かった天井のステンドグラスが間近に見えました。
さっき話していたステンドグラス周囲のライオンの絵柄はこれのことなのか。
盾と矛はこれなのね🛡
再び一階に降りて床の説明。
マンホールのようなこちらは???
汚れた空気を吸い込むものだそうです。
108年も前の話ですよ。凄いですよね。
この半月状のものが空気孔です。
ロココ調を意識した貝殻装飾に癒されます。
よく見ると可愛いよねえ(^_^)
海洋生物が多いのがロココ調の特徴。
タツノオトシゴ。
二階席天井の照明器具も素敵です💡
ホール出入り口のドアーに小窓がついていて…
係員が舞台の終わりを確認したりする小窓です。お客様へのご案内のタイミングを見るものなのね〜

この写真は呉服屋からデパートメントストア宣言をした頃の建物ですって。(明治41年)三階建てだったのね。それが、関東大震災で柱部分を残して崩れてしまったとか。
でもって10年後には現在に近い造りの本館完成。
(三越ももうダメか)
そう思われたが…
副支配人の斎木さんは、三越の歴史のこの部分めっちゃ思い入れを持っている感じで
この写真がお気に入りとおっしゃってました。
現在の原型、昭和2年完成、再開
ライオン像設置…
そして三越劇場開館!!!
説明は続く(笑)
・・・・・・
三越劇場の最初の催し物(こけら落とし)は
元が呉服屋だけに着物のファッション・ショウ
〝ショウ〟です(^_^)
それから、話は前後するけれども舞台脇のこのライオンは女性なんですって。