明治屋のいちごジャム(復刻版) | わんたママのブログ

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話題のブーランジェリーから生まれたパン、地元に根ざしたパン屋さんから生まれたパン、工場で生産されてスーパーやコンビニに並べられたパン。どれも作り手のこだわりがあるはず!そんな気持ちを持ちながら味わって感じ取ったことをつづって行きます。パンを食べて皆で幸せに暮らしましょ!

渋谷へ。




これは6月の写真です。この通路がもうすぐ完成して通れるようになるんです。




この日はリニューアルしたばかりの渋谷ヒカリエ食品フロアーに来ました。缶に入った明治屋のジャムを買いに来たんです。そうしたらなんと!明治屋のあった場所がフードホールになってしまっていました。

ええええええぇ〜びっくり!?
無くなっちゃったの!明治屋。




でも、諦めずに(諦めきれずに…)
フロアーマップを見ていたら
あったんです!!!!!隅っこに。
『こんなに小さくなっちゃってびっくり!!
果たしてジャムあるかしらん?




ここだわ(^_^)
やーん、ここだけ〜?
どーしてこんなに縮小したのかしら。
以前は『明治屋』のスーパーマーケットだったのに。生鮮とか無くなっちゃったのね、なんだか、コンビニみたい。でも今日は、取り敢えず、缶のジャムがあれば良いのよ。




きゃあ〜
あった〜

*\(^o^)/*




明治屋は明治18年に創業した老舗スーパーマーケットなのだそうです。それで、日本にも西洋並みの豊かな食文化を浸透させようと考え作られたのがこのジャム<M-Y ジャム>(エムワイジャム)で、この缶はその復刻版です。明治44年に発売と書いてありますね。今から109年前になります。

これ、このまま差し上げても喜ばれそう。
味のある包み紙ですね。




包みを開けるとこのジャムが作られた当時のエピソードが書かれています。信州産のイチゴとザラメ糖のみで作られたそうで、甘いものが贅沢品だった頃の話。

現代では、どちらかというとさらりとしたコンフィチュール的な食感が好まれ、より果実感が求められていますのでコクッとしたこのジャム、とても時代を感じます。取り立てて味に特徴があるジャムではないのですが、容器の形状とかパッケージを楽しませていただきました。