台北のパン屋さん 2(呉寶春麥方店) | わんたママのブログ

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話題のブーランジェリーから生まれたパン、地元に根ざしたパン屋さんから生まれたパン、工場で生産されてスーパーやコンビニに並べられたパン。どれも作り手のこだわりがあるはず!そんな気持ちを持ちながら味わって感じ取ったことをつづって行きます。パンを食べて皆で幸せに暮らしましょ!

ラ・ブーランジェリー・ドゥ・モンジュを後にして、歩いて5分ほど。


左は101タワー、右は台北南山広場という高層ビルです。

マンションのようなタワービル「新光信義傑仕堡」二号館?の一階角地にあるパン屋さんはパンマニアでなくても訪問必須ですビックリマーク




こちらのお店は、パンの世界大会「マスター・ド・ラ・ブランジュリー」2010年に優勝した呉寶春(呉宝春/ウーパオチュン)さんが経営している「呉寶春麥方店(ウーパオチュンマイファンディエン)」というベーカリーです。




午後7時をとうに過ぎていましたのでパンが無いだろうなあ、と思いましたが、この日しか訪れるチャンスがなかったため、行くだけでも!!!!!と思って…照れ




ありました、ありましたよ!
世界大会で優勝した時に生まれたというパン!

「荔枝玫瑰麵包」というライチバラのパン。




試食を配っていたので遠慮なくラブくるみが良いアクセントに❤︎バラの香りは気づかない程度でした。パンの口当たりは、日本のパン屋さんのハード系と全く変わりません。美味しいです。




ある意味、欧州のパンを台湾の人たちにも食べてもらいたい、という ナビゲートの役割を果たしているかと。レジに並びながら、パンコーナーを写メカメラキラキラ
さすがにほとんどパンがなかったです。




厨房も広いです。パイナップルケーキをはじめ、製品をいろんなところに卸しているのかもしれませんね。




台湾のパン屋さんはどこも食パンがあります。
以下、3アイテムを購入しました。




酒釀桂圓麵包(リュウガンとワインのパン)》
リュウガンというのは初めて聞く言葉でしたが、アジア地域ではよく食べられている果物で、ライチのような大きさのぶどうの実のような味わいのものなのだそうです。


酒釀桂圓麵包 購入したのは(小)サイズです

実際に頂いてみたのですが、言われなければ気付かないくらい “ レーズン ” でした。材料に赤ワインが使われているようです。レジで、お酒を使っている、というようなニュアンスの説明をしてくださり、確かに袋を開けた時に酒饅頭のようなアルコール臭がしました。そして、現地語のパンの名前にもの字が入っています。英語名にはred wineの文字。ああ、リュウガンを赤ワインでつけてあるのかもしれませんし、加水の一部に赤ワインを使用しているのかもしれません。しっとりもっちり、そのままでもパクパク、バターがよく合いました。イメージとしてはくるみレーズンパン、もしかしたら黒砂糖も使用しているような、そんなコクを感じました。




《北欧極地麵包 (ノルディック・ブレッド)》
スウェーデンあたりでよく食されているタイプの、日本でいうとロールパンみたいな立ち位置、平たいパンです。甘く柔らかいパンでした。




台灣春鹽布里歐
そしてこちらは、バラ売りのほか4〜5個入りで袋売りもされていました。台北店限定というポップが付いていました。台南地域にお店の本店があるそうです。人気商品のようです。食べてみたら、ブリオッシュでした。




レジに並びながら、パンコーナーを写メ。手前は焼き菓子など。こちらで販売するパイナップルケーキはお土産に喜ばれるそうです。帰国してから知りました。




お店の入り口は同一箇所ですが、イートインとパン購入の順路(ってほどでもないけど)は違います。




パンドーロのディスプレイがあるところなんて、台湾にそうそうないですよ、さすが世界一に輝いたパン店です!




最寄駅はこちらになります、皆様も台北観光の際には是非訪れてみてくださいね。台湾は、小籠包に負けないくらいパンも熱い照れビックリマークですよ。

*中国名は漢字変換が不可能で、検索してコピペしています。台湾レポ、この作業がレポの仕上げを困難にしていまガーン汗