キリスト教世界三大巡礼地、サンティアゴ・デ・コンポステーラの旅の記録です。現在、大聖堂の数カ所を大規模修復工事中
ですが、中に入る事はできます。良かったです。

が、大聖堂内に入るのには、かなりの時間並ばなければなりませんでした。っていうよりも、行列を見たときにそう思っていたんです。
入り口に係の人が立っていて、列を区切り、人数制限をしながらさばいていました。
「こりゃ〜1時間は並ぶかなあ」
なぁんて思っていたんです。ところが、割といっぺんに入れ替えを行なっているようで、あと15分ほどで中に入れそうです。
但しリュックは禁止です。どこかへ預けるって事なのかなあ、不明です。混雑が増すからだと思うんですが。。。なぜ「リュック」なのかっていうと…
これはバスの中から巡礼者が歩いている姿を写メした時のものです。ボケボケですが、唯一その様子を写したものなのでご紹介しますね。そう、こんな姿なんですよ。杖持ってリュック背負ってね、多分、リュックには今まで巡った巡礼地で貰った帆立貝(お遍路さんが札所でいただくお札のようなもの )がぶら下がっていると思うんです。
パイプオルガンの音色は素敵です。

その暁には…見てください!
丸天井の写メを拡大しますと…
ここに、かの“1米ドル札の裏”有名な《プロビデンスの目》が描かれているはずなんですって!現在は天井も修復工事中です。
正門を「免罪の門」といい、門を通り抜けた人は今までの罪が全部流されるといういわれがある為、聖年の年は沢山の巡礼者が訪れるそうです。
だから、その前に修復を終えたいのだと思います。「聖年」の周期は6年、5年、6年、11年という流れです。
なんだか長野・善光寺のご開帳のようなしきたりですね。
(主祭壇)
私が御堂の中に入った時、ちょうど、結婚式が始まるところでした。でもちと様子が変。おばさまと若い男性です。
…
いや、間違いなくこれ“結婚式”の前よね。
「え、どゆこと?」
「再婚?」
「それにしても年の差が…
」


「しかもウエディングドレスじゃないよー」
「再婚だからじゃない?」
仲間内でヒソヒソヒートアップ。
謎は深まるばかりです。
へぇ〜(^_^)
「あの人が花嫁さんなんだー」
「どーりで」(笑)
「再婚じゃなかった〜」
「だよねぇ
。(恥)変だと思ったわー」

各自納得して、スッキリして教会を後にしたのでした。
・・・・・・
夕方もう一度カテドラル大聖堂の前を通りましたら、並んでいませんでした。あら、ラッキー。


聖ヤコブのシンボルである帆立貝を模ったロザリオを購入し、神父に祝福していただきました。何よりの旅の記念になりました(^_^)