カテドラル大聖堂にて(サンティアゴ・デ・コンポステーラ) | わんたママのブログ

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話題のブーランジェリーから生まれたパン、地元に根ざしたパン屋さんから生まれたパン、工場で生産されてスーパーやコンビニに並べられたパン。どれも作り手のこだわりがあるはず!そんな気持ちを持ちながら味わって感じ取ったことをつづって行きます。パンを食べて皆で幸せに暮らしましょ!

キリスト教世界三大巡礼地、サンティアゴ・デ・コンポステーラの旅の記録です。現在、大聖堂の数カ所を大規模修復工事中ですが、中に入る事はできます。良かったです。



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が、大聖堂内に入るのには、かなりの時間並ばなければなりませんでした。っていうよりも、行列を見たときにそう思っていたんです。


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入り口に係の人が立っていて、列を区切り、人数制限をしながらさばいていました。

「こりゃ〜1時間は並ぶかなあ」

なぁんて思っていたんです。ところが、割といっぺんに入れ替えを行なっているようで、あと15分ほどで中に入れそうです。


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但しリュックは禁止です。どこかへ預けるって事なのかなあ、不明です。混雑が増すからだと思うんですが。。。なぜ「リュック」なのかっていうと…


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これはバスの中から巡礼者が歩いている姿を写メした時のものです。ボケボケですが、唯一その様子を写したものなのでご紹介しますね。そう、こんな姿なんですよ。杖持ってリュック背負ってね、多分、リュックには今まで巡った巡礼地で貰った帆立貝(お遍路さんが札所でいただくお札のようなもの )がぶら下がっていると思うんです。


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まあ、ローマ・バチカンに比べればだいぶ楽ですが。バチカンは有料だし、日本からネット予約が必須ですからねー。今やすっかり観光地化しているバチカンよりもこちらの方が教会らしい雰囲気かもしれません。


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上部には巨大なパイプが連なります。
パイプオルガンの音色は素敵です。


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外観もだけれど、内部も数カ所修復工事中です。2017年10月以降に順次終了していき、最終的には2020年のうちには完成予定なんだそうです。


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7月25日は「聖ヤコブの日」で毎年その日を中心に2週間ほどお祭りなのですが、2021年は7/25が日曜日なんです。その重なりを「聖年」と言って、特別に盛大にお祭りが行われるそうなんです。しかも、「聖年」の年は、カテドラル大聖堂の正門が開かれ、一般公開のはずです。

その暁には…見てください!
丸天井の写メを拡大しますと…


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ここに、かの“1米ドル札の裏”有名な《プロビデンスの目》が描かれているはずなんですって!現在は天井も修復工事中です。


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正門を「免罪の門」といい、門を通り抜けた人は今までの罪が全部流されるといういわれがある為、聖年の年は沢山の巡礼者が訪れるそうです。

だから、その前に修復を終えたいのだと思います。「聖年」の周期は6年、5年、6年、11年という流れです。

なんだか長野・善光寺のご開帳のようなしきたりですね。


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(主祭壇)

私が御堂の中に入った時、ちょうど、結婚式が始まるところでした。でもちと様子が変。おばさまと若い男性です。
いや、間違いなくこれ“結婚式”の前よね。

「え、どゆこと?」
「再婚?」
「それにしても年の差が…叫びはてなマーク
「しかもウエディングドレスじゃないよー」
「再婚だからじゃない?」
仲間内でヒソヒソヒートアップ。
謎は深まるばかりです。


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程なくして“謎”が溶けました。御堂の後ろの方から花嫁さんが来たのですーお父様と娘さん?ということは先程のお二人はこの花嫁さんを待っていたのね!って事は息子さんとお母様だったって事ね!

へぇ〜(^_^)

「あの人が花嫁さんなんだー」
「どーりで」(笑)
「再婚じゃなかった〜」
「だよねぇ。(恥)変だと思ったわー」



各自納得して、スッキリして教会を後にしたのでした。
・・・・・・

夕方もう一度カテドラル大聖堂の前を通りましたら、並んでいませんでした。あら、ラッキー。


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先程は気付かなかった、カトリック信者専用のお部屋を覗いてみました。少しの時間、仲間と離れ、この厳粛なお部屋で旅の無事などをお願いしたり、それだけでも図々しいので、充実した旅を恵んでくださった神様に感謝もしてまいりました


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2度目の訪問時はちょうど、夕方のミサが始まるところでした。


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聖ヤコブのシンボルである帆立貝を模ったロザリオを購入し、神父に祝福していただきました。何よりの旅の記念になりました(^_^)