もう10年くらい前になるでしょうか。あるパン関連の雑誌の裏表紙に、カラフルなカンパーニュの詰め合わせの写真を見つけたのが始まり。
これパンなの?ってね。
「ナショナルデパート」という名前がパン屋さんで岡山県にある事、数年前まで杉並に店舗を構えていた事、桃太郎のキャラクターお土産菓子を発売してブレイクした事、レフェクトワールのオーナーさんと親友である事などなど。忽然と姿を消したかと思うとふわっと現れる、そんなイメージのパン職人さん。
その人が今私の目の前にいて、自分が焼いたパンの美味しさを説明してくれている。この不思議さ。駒沢に来てくれてありがとう。
(パンを撮影バージョンに並べてくれた)



トイレもおしゃれでした。
「社長さん」はこのパンを八重洲のDEEN&DELUCAに置いている事や、岡山にとーっても大きな工場があって、そこのオーブンが巨大である事、駒沢で作ってるカンパーニュはブタ公園(駒沢公園内にあるのです)で採取した酵母である事などを酵母の入っている大きなタッパーを開けて見せてくれ、ニコニコニコニコしながら教えてくれました。焼きたてを次々に食べさせてくれたり、「焼き戻し用」のパンをオーブンで温めて食べさせてくれたり、私や他のお客様にも話を休める事なくパンを勧めながらにこやかに応対していました。この時間がとっても楽しいんですって。
めちゃめちゃ嬉しいです。
カンパーニュは焼き戻して食べるパンなんですよって何気におっしゃっていた「社長さん」の言葉が耳に残りました。
ホールのままだと1ヶ月くらいもつそうです。カンパーニュだからパン友と分け合おう
そう思ったの。


ではでは
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