本日の懐かしのホラー映画は、「悪魔のいけにえ2」(1986)。
トビー・フーパー監督不動の名作「悪魔のいけにえ」の正統な続編です。
VHS・DVD・Blu-rayと着実にリリースをし続け、今年ホラマニでUHD化されたので、多くのホラーファンの御手元にある作品かと思います。
物語は、前作から13年後。デニス・ホッパー演じるレフティが本作の主人公です。
レフティは、1作目で惨殺されたフランクリンの叔父にあたります。
身内を殺された復讐を果たすべく、ヒューイット家に闘いを挑みます。
本作のヒロインとなるDJのストレッチとレフティ VS ヒューイット家を描いた、いけにえ2を初めて観たのは、高校1年生の時でした。
1作目の"いけにえ"を中学卒業時に観ていたので、レンタル会員になった比較的 近い時期に借りて観た記憶があります。
当時、デニス・ホッパーを知らなかったので、本作の主人公がジェームス・ディーンと共演した事のある名優であると判った時は驚いたものです。
物語前半、チョップ・トップとレザーフェイスがラジオ局を襲撃するシーンと、後半の遊園地跡地の戦闘シーンが強烈に印象として残りました。
ただ、レザーフェイスのキャラ変含め、1作目とあまりにもタッチが違い過ぎた為、拒否反応が出てしまったのが当時の正直な感想でした。
最初の印象が良くなかったので、VHSで2回、DVDで2回、キンレコさんの廉価版Blu-rayに至っては再生すらしていない状態でした。(一応コレクターなので、リリースされたものは可能な範囲で集めていました。)
その為、今回のUHDで鑑賞したのは、5回目位になります。
ほぼ年1ペース位で鑑賞する1作目と比較すると、全然観れていない訳ですが、十数年ぶり位に鑑賞して、だいぶ印象が変わりました。
今回の鑑賞にあたり、ヒューイット家の家族構成等を色々調べ、今まで判っていなかった設定を知る事が出来ました。
新キャラとなるチョップ・トップは、1作目のヒッチハイカーの双子の兄で、レザーフェイスは4兄弟の末っ子である事。
ホラマニの映像特典によると、本編では語られませんでしたが、レフティとストレッチは肉親と言う設定があった事が判りました。また、製作側も1作目の二番煎じである事を避ける為、敢えて演出を変えた事も特典のインタビューで知る事が出来ました。
サントラは、劇場公開当時、本編で流れる歌モノのサントラがLPでリリースされていた様です。
スコア盤の方は、2021年に豪華2枚組仕様でリリースされました。(苦手なデジパック仕様で。(^^;)
スコアを改めて聴いてみると、少しリチャード・バンドが作曲した「死霊のしたたり」のフレーズに似ている部分があるな・・と思いました。
あくまで、自分の主観ではありますが。
「悪魔のいけにえ2」、49インチのテレビを導入して初めての鑑賞になったので、後半の遊園跡地でのバトルシーンが迫力満点で非常に楽しかったです。
UHDプレイヤーを導入したのは、昨年夏であった為、UHD版リリースのタイミングもバッチリでした。
綺麗な映像で、トム・サビーニの素晴らしいメイクも堪能できますし、また近い内に再鑑賞したいと思っています。🤠