本日の懐かしのホラー映画は、「ハロウィン」(1978)。



ジョン・カーペンター監督の最も有名な作品の一つで、本記事を読まれている殆どの方が観賞済かと思いますので、ストーリーについては割愛致します。

本作の存在を初めて知ったのは、小学生の時になります。
「13日の金曜日」や「ゾンゲリア」の時にも触れたホラー映画を紹介する書籍が町の図書館にありまして、多分に漏れず本作も掲載されていました。
殺人鬼マイケル・マイヤーズがナイフを持って階段に立ちすくんでいる姿、女性(ジェイミー・リー・カーティス)が恐怖の叫び顔をしているショット等が掲載されており、強烈なインパクトとして残りました。

ちなみに、本シリーズを初めて観たのは2作目からになります。
理由は、小中学生の時に1作目が地上波で放送しなかったからです。
2作目の「ハロウィンⅡ/ブギーマン」は、金曜ロードショーや深夜枠でも放送されたので、ブギーマンを繰り返し観ていたものです。
ブギーマンは、1作目のクライマックスからスタートするので、その前にあった出来事は全く判らないままでした。

実際に本作を観たのは、高校生になってからです。
高校3年生の予備校に通っていた時期に、予備校近くのレンタルビデオ屋さんの会員になりました。
そこに1作目が置いてあったので、ようやく観る事が出来たのです。
(地元には1作目が置いてなかったのです。4作目と5作目はあるのに。)

主人公ローリーの後をストーカーの様に付きまとうマイケルの姿は、不気味でしたね。
13金シリーズのジェイソンやエルム街のフレディの様に、すぐに襲わず、ジッとリサーチ(?)を続けてから実行するスタイルは、ある意味新鮮でした。
そして、獲物(被害者)が逃げても走って追いかけない"余裕感"は凄いなと思いました。
(ジェイソンなら、早歩きとかするのに。)

こう言う、余裕のある大人になりたいですね。違うか。( ´艸`)

本作のヒットにより、シリーズは8作目まで製作され、ロブ・ゾンビ版2作、更に2018年からの新シリーズ3作と計13本のハロウィン映画が製作されました。
2018年からのシリーズは、本作の続きと言う位置関係にある為、以前の2作目ブギーマン以降の物語が「無かった事」にされています。
(これ、「ターミネーター」でも使われたワザですね。(;'∀'))

2つの時間軸で物語が進行するので、どう楽しむかは、ファン次第でしょうか。
本ブログは、古い映画を扱う事にしていますので、2018年以降の新シリーズについては取り扱わない方向で考えています。

冒頭の画像に映っているエクステンデッドエディション(DVD)は、アメリカでTV放送用に追加されたシーンも含まれているバージョンになります。
劇場公開版より10分強 長めとなっています。
現在流通しているBlu-rayは劇場公開版になるので、今となっては貴重なDVDかと思います。

音楽は、ジョン・カーペンター監督 自らが担当しています。
これ程、キャッチーなホラー音楽は無いのでは?と言う位に傑作スコアだと思っています。
自分が中学生の頃、同級生はロックグループのハロウィンに夢中だったので、そのグループ名を聞く度に、「ハロウィンのサントラ出してくれよ。。」と思っていた位です。😂
(自分が中学生の頃は、「ハロウィン」のサントラCDは売っていなかったのです。)
大学生になり、輸入盤CDが市場に多く出回る様になってから、サントラ盤を入手する事が出来ました。
今でも折に触れ聴いています。♪

2作目は、1作目直後の物語と言う事で、次作も想い出話メインになりますが、なるべく間をあけずに取り挙げたいと思います。