本日の懐かしのホラー映画は、「13日は金曜日 PART25/ジャクソン倫敦(ロンドン)へ」(1988)。

ホッケーマスクを被った殺人鬼ジャクソンが次々と若者を殺害して行くスラッシャー映画になります。
13金のパロディ映画なので、預言者ラルフ爺さんの様なオジサンがパーティに向かう若者達に忠告するシーンがあったり、タバコをふかしながら遺体とダンスしたり、「殺しに飽きた」なんて画面に向かって語ったりします。😂
とは言え、物語自体はオリジナルで、冒頭のパーティ大虐殺で知り合った盲目の女性とのロマンス、心休まる日々から再び殺人鬼の道へ戻るまでの苦悩を割と真面目に描いています。
(盲目の彼女のSMごっごに、「こんなの普通じゃないよ」と異議を申し立てるのは微笑ましかったです。( ´艸`))
殺人鬼は、殺人鬼である事から逃れられない。
蠍が川を渡る時、刺さない約束をして蛙に助けて貰うが、渡りきると蠍は蛙を刺してしまう寓話を思い出しました。
(刺すのが蠍の性だから、変われないと言う例えです。)
本編のラストに、続編(Part26)を示唆する様な描写がありますが、続きは製作されなかった様です。残念。!
本作は、高校生の時、地元のレンタルビデオ屋さんで借りて観ました。
13金のパロディ映画なので、比較的早い段階で観たと思います。
もっと、フザけているのかと思ったのですが、意外と真面目な内容かつ殺害シーンも結構よく出来ていたので、予想外に良かったと言うのが当時の感想です。
輸入盤Blu-rayは、コロナ禍が始まった2020年にリリースされました。
当時、行動制限がかかっており、リベンジ消費の様に、100枚以上輸入盤Blu-ray(古いホラーのみ)を買い込んでいました。
本作も、その時に購入した1枚になります。
ほとぼり冷めた頃、「やり過ぎた!」と内心反省しましたが、今は円安で当時の1.5~2倍近い価格になっているものもあります。
それを見ると、「あの時 頑張って買っておいて良かった。」と思い直す今日この頃だったりします。😌
※13日の金曜日なので、13金に因んだ作品を選びました。
本家Part2は、113番目に本ブログで取り挙げる予定です。