本日の懐かしのホラー映画は、「ホラー喰っちまったダ!/やめられない、とまらない人肉バーベキュー」(1979)。



「ポリスアカデミー」シリーズ初期に登場したマウザー署長みたいな男が本作の主人公。

ある日、極端に凝り性な奥さんを喧嘩の勢いで殺してしまいます。

体をバラバラに解体し、アルミに包んで冷蔵庫で保管するも、ずっと入れておく訳にも行かない。

さて、どうしたものか。?

試しに業務用サイズの大きなレンジでチンして食べてみたら、意外にもイケる事が判明。

サンドイッチにして職場の同僚に食べさせても大好評。(もちろん、具の食材が何かはナイショ。)

奥さんだけでは満足出来なくなった男は、追加の"食材"を求めて、次々と凶行を繰り返すというお話です。


「かっぱえ●せん」みたいな副題が付いた本作、タイトルが凄いですよね。

よくこんな、ぶっ飛んだタイトル考えたな~と思います。👏


VHS時代、マイナーなホラー映画が好きな方達の間では大人気だったと言われている本作。

自分の生活圏内のレンタルビデオ屋さんでは見掛けた事が無く、輸入盤Blu-rayが初観賞でした。

お世辞にもイケオジとは言えない男にホイホイ付いて行く女性も女性ですが、出てくる登場人物の大半がおバカなので、おおらかな気持ちでの鑑賞が必須となります。

人体を解体するシーンも少し登場しますが、全然本物感がなく、奥さんの生首も学芸会で使用する様な感じの造り物なので、気持ち悪さや不快感は皆無です。


個人的な注目ポイントは2つ。

1つ目は、主人公の家で飼っているワンコ。

ナポレオンと言う名前なのですが、えらい華奢なワンコで名前負けしています。

出番は、そう多くありませんが、ナポレオンが結構癒しキャラでした。😌


2つ目は、音楽。

オープニングにドンと映されるグラマラスな女性の胸に併せて流れるBGMがノリノリで良いのです。♪

何かとカップリングでも良いので、サントラ出ないかな~?と密かに期待している自分であります。( ´艸`)


近年の残酷・ゴア描写で目が肥えている方には余りオススメしませんが、ホラー度が低く、気軽に観れる珍品として貴重な1作だと思っています。