本日の懐かしのホラー映画は、「ギロチノイド」(1979)。



300年前にあったとされる魔女狩りに関する映画を製作し、魔女狩りに関与した領主の屋敷で上映会を行います。

その直後から、映画関係者が次々と不審な死を遂げる様になります。

上映会の後に様子がおかしくなった若き女性が犯人なのか?それとも、300年前に魔女狩りで処刑された女性の霊の祟りなのか。?


映画関係者が登場する作品の為、「ザ・ショッカー/女子学生を襲った呪いの超常現象(SATAN'S SLAVE)」や少し前もBlu-ray化され話題になった「ゼイ・コール・ハー・ワン・アイ」風のポスターが張られていたりする小ネタが個人的に楽しかったです。😆


邦題でギロチンを連想する様なタイトルが付けられていますが、実際にギロチンは本編には登場しません。😂

ただし、首を狙われた犠牲者が多かったのは確かで、VHSパッケージのイラストのシーンもちゃんとあります。(このシーンが一番の"見せ場"かも。)

後に、ダリオ・アルジェント監督が製作した「インフェルノ」でも似た様な死に方をした女性が居ましたが、この映画を参考にしたのかは定かではありません。


VHSパッケージにさりげなく映っている剣は、本作の重要なアイテムで、冒頭からクライマックスまで、要所・要所で登場しますので、気に留めて鑑賞してみて下さい。


マリオ・ヴァーバ監督の「血ぬられた墓標」的な魔女伝説と、連続殺人事件モノをミックスした内容となっています。


残念ながら、国内はVHS止まりで、中古市場でVHSを入手するか、輸入盤Blu-rayを入手するしか視聴手段がありません。

VHSは裏を観ると、結構ネタバレシーンが写っちゃっているので、輸入盤Blu-rayで雰囲気だけ味わった方が無難かも知れません。(;^ω^