本日の懐かしのホラーは、「ザンゴリラ」(1989)。



とある研究施設の猿と接触した者が突然凶暴化して人を襲い出すパニック映画です。

研究施設に不法侵入した愚かな学生が特ダネを撮ろうと、カメラのフラッシュをたいたのを引き金に、檻の中の猿が暴れ出し、脱走。

学生は、その時 猿に傷をつけられてしまいます。

猿は脱走した直後に車に撥ねられて死亡してしますが、パニックの”爪痕”は確実に残して行きます。


本作は、体に傷を付けられると「感染」します。

厳密にはゾンビではありませんが、ゾンビの様に伝染して行くので、「バイオハザード」等の前身を観ている気分になりました。


前半は緩やかな展開ながら、終盤のハロウィンパーティー会場では、感染した若者達がそこそこのパニックを引き起こします。(若干、猫写が雑でしたが。^^;)


騒動の原因は究明される事無く、本当に感染者が全滅したかも判明せずに、ハッピーエンドで物語は終了します。

被害者は、学園周辺の人のみとパニックの規模は小さいながら、パニック映画の1つとして楽しめました。


本作の音楽は、ゴブリンのメンバー クラウディオ・シモネッティが担当しています。


一番のメインの曲がゾンビの親戚みたいな曲なのは、ご愛嬌。😂

感染した若者が人に襲う時に、必ず「ジャジャジャジャ・・」とゾンビみたいなアクションサウンドが鳴るので、判りやすくて良いです。( ´艸`)


単独のサントラは発売されていませんが、シモネッティが手掛けた作品集EVIL TRACKSが過去にリリースされています。


収録作品は、「デモンズ」「ゾンビ・ライダー」「ザンゴリラ」「ダイヤル・ヘルプ」の4作。デモンズとゾンビ・ライダーは単独サントラありますが、あと2作は単独リリースされていないので、貴重なアルバムです。


中途半端な猫写もありますが、個人的には国内Blu-ray化 希望の1作です。

(海外では、昨年UHDまでリリースされました。)