本日の懐かしの映画は、「デフコン4」(1985)。



 核戦争(第3次世界大戦)が起きた後の地球に降り立った3人の宇宙飛行士達が体験する出来事を描いたSF作品です。核戦争後の地球は、暴力で支配され、力のある者により
生き残った人々は奴隷の様な強制労働を強いられています。

捕虜として連れて来られた
宇宙飛行士達は、地獄の様な環境から抜け出す事ができるのだろうか。? 


 デフコンは、Defense Readiness Conditionの略で、アメリカ国防総省が規定した、
戦争への準備態勢を5段階にわけたものを言う様です。(数字が小さくなる程緊急度があがり、本作はレベル4なので、「情報収集の強化と警戒態勢の上昇」を意味して
います。(wikiより) )


 本作を初めて観たのは大学生の時です。
1994~1995年頃は、輸入盤CDも充実して来ていたので、「デフコン4」のサントラも比較的簡単に入手する事が出来ました。音楽は、最近再び注目を集めている「ヘル
レイザー1&2」、「ザ・フライ2 二世誕生」「エルム街の悪夢2 フレディの復讐」等の音楽を担当したクリストファー・ヤングが手掛けています。 


 映画が製作された当時は、ただの絵空事とされていたかも知れませんが、現在 世界各国で紛争が起きていて、「第3次世界大戦」や「核」のキーワードも日常的な記事で目にする様になりました。

今観ると、実際に起きても不思議ではない近い未来を描いた作品とも捉える事ができ、考え様によっては恐ろしい映画です。
(もちろん、映画の様な世界にはなって欲しくはないのですけどね。) 


 海外では、Blu-rayまで発売されています。
国内でも一応DVDが発売されていますので、視聴可能です。

 映画の出来事がフィクションのままである事を願いたいですね。。