本日の懐かしのホラーは、「ヘルナイト」(1981)。



学生クラブに入った新人4人の男女が経験する恐怖の一夜を描いたホラー映画です。 

新しくクラブに入会するメンバーは、かつて一家心中があったと噂される屋敷の中で
一夜を過ごさなければならない決まりがあった。4人は屋敷の中に入り、一夜を過ごす訳ですが、彼らを脅かす為に屋敷に忍び込んでいた先輩達が何者かにより惨殺されて行きます。

次第に、新人4人にも何者かの魔の手が・・・。 


 かつての一家心中で生き残った異形の者が若者たちを襲う訳ですが、冷静に考えると
若者たちのやっている事は「不法侵入」にあたります。
屋敷に棲む異形の者は、侵入者を排除したかっただけなのに・・と考えると、何だか
今回の犯人が気の毒になります。えーん

そして、この屋敷で一夜を過ごすしきたりですが、
過去には何も無かったの?と言うツッコミも浮かんできてしまうのですが、それを
言ったら身も蓋もないので、スルーしなきゃダメですね。


 主演は、リンダ・ブレア。「エクソシスト」に次ぐ、彼女の代表作と言えるかも
知れませんね。 


 本作を初めて観たのは、高校1年生の時でした。 

我が家にはお小遣い制度がなく、また若干ガリ勉気味だったのでバイトをすると
言う発想もなく、お正月とお盆に東北の祖母達から貰うお小遣いを少しづつ利用して
レンタルビデオを借りて観るのが楽しみでした。


お金に限りがありますので、そんなに
頻繁には借りられません。となると、頼りになるのは地上波放送。 

 本作は、1991年4月8日(月)の「水野晴郎の特選シネマ」で放送したもので鑑賞しました。
(さすがに、深夜放送で起きてはいられないので、ビデオ録画したのを後日観ました。) 

「エクソシスト」のリンダ・ブレアが出ている映画だ!と言う事で、放送日を待ち遠しく
していたのを今でも思い出します。

大男に次々と若者が殺され、遺体もバンバン映すので、結構インパクトの残る作品でした。 


社会人になり、DVDで発売され、後に地上波放送時の吹替や貴重な映像特典入りのBlu-rayが
発売され、スラッシャー映画としては優遇されている1本かと思います。 



 当時のパンフレット。

さすがに劇場では観れていないので、ネット経由でお譲りいただきました。


 ※説明が遅くなってしまいましたが、ビデオでーたさん刊行の「ビデオソフト完全カタログ」
(1992年度版)のホラー映画コーナーに掲載されているタイトルには番号をふって投稿しています。(全796タイトル中、600~700タイトル位は何らかの形で紹介できると思いますが、 そこまでこのブログが続いているかは不明です。)



 カタログ落ちしてしまったタイトルには番号がふられていません。

残念ながら、「ヘルナイト」はカタログ落ちしているので、番号なしでの投稿となります。m(_ _)m