本日の懐かしのホラーは、「異形生命体 ファング」(1988)。



遺伝子研究所から脱走したミュータント猫ちゃんが人間社会に紛れ込み、人々を襲うホラー作品です。
序盤の町中より、クルーズ船内が舞台になってからの方が断然話が面白くなります。船中と言う限られた空間で猫ちゃんが暴れますから。悪さをして成り上がった富豪とお仲間、クルーズ船の僅かなクルー、成り行きで同行する事になった若者の男女5人組。若者達が猫ちゃんを乗せちゃったものだから、さぁ大変です。
次々とミュータント猫ちゃんの餌食になって行きます。

クルーズ船全体のショットが模型に見えちゃうのは御愛嬌。目をつむりましょう。(笑)
それより、気まぐれな動物・猫ちゃんをよく使って映画を製作したな、と感心しました。(動物虐待っぽい描写が少なかったのは良かった。)猫の中の怪物が出て来るショットは作り物ですけどね。

時折流れるメインテーマっぽい曲がジョン・カーペンターっぽくて良かったです。サントラなさそうですが。

本作は、17歳の時に初めてみまして、今回32年ぶりの鑑賞となりました。さすがに1シーンも覚えていませんでした。^^;

若き頃のイーサン・ホークが「ホワイト・ファング」って作品に出演しました。この映画の情報が入って来た時、真っ先に「異形生命体 ファング」のVHSジャケ(猫ちゃん😍)を思い浮かべてしまった自分は、我ながらホラー病だと思ったのでした。笑い泣き

最後に、メインキャストにジョージ・ケネディがクレジットされていますが、彼は主役ではありません。(途中退場となります。)ジョージ・ケネディ、「ゴースト 血のシャワー」(VHSタイトル:デス・シップ)にも出演していたし、意外なB級ホラーに出ているんですよね〜。
久々に、「ゴースト 血のシャワー」も観たいな。♪