昨日は、輸入盤Blu-rayで「SAW X」を観賞しました。
大人気シリーズ「ソウ」第10弾は、1作目と2作目の間のエピソードと言うトリッキーな設定の作品です。
末期ガンに冒され余命僅かのジグソウことジョン・クレイマーは、偶然面識のある人物から病を直して貰ったと言う話を聞き、一縷の望みに賭け、医師の居るメキシコへと向かいます。しかし、相手は治療費を巻き上げて一切医療行為を行わない詐欺集団だった。!
怒りに燃えるジョンの報復とも言えるゲームが始まる・・と言う感じのストーリーです。
前半メキシコの医療施設の件が結構長いので、ゲームに移るまで従来のシリーズより忍耐を強いられます。
待っただけの甲斐がある今までにはない斬新なゲームの数々を堪能出来るので、シリーズファンは一見の価値アリです。また、ゲーム勝者には生存権があると言う、ジグソウ本来のマインドが感じられて好感が持てました。後の後継者達は、殆ど生き残れない無理ゲーみたいなのばかり仕掛けている印象でしたから。( •̀ㅁ•́;)
ゲーム導入までの長さ、そしてジョン・クレイマーと言う人間を主人公に据えた点が過去作品と違うポイントだと思います。(ジョンが殆ど全編に登場していますから。)
どんでん返しのインパクトには欠けますが、懐かしの面々が登場しますので、ついニンマリしてしまいました。
冒頭で書いた様に、1作目と2作目の間の話ではありますが、3作目の伏線がチラリと登場したりするので、シリーズ通してからの観賞をオススメします。
海外では、11作目の制作が決まりましたが、日本では本作の公開目処も立っていません。是非、スクリーンでも観たいものです。(^^)