社会人の今も学生の時も

私の周りには話し下手なのが悩みって人がいた。

たくさんいたわけじゃないけど、確かにいた。

 

 

どちらかというと男性の方が多いかなぁっていう印象。

 

 

私自身は話が上手いわけではないけど、

お喋りするのは好きな方だから

話し下手の部類に入るとは思えない。

 

 

スピーチが得意とかプレゼンが得意とかじゃなくて

雑談なら言葉が難なく出てくるからね。

 

 

でもさ、

話し下手で大なり小なり悩んでいる人って

雑談レベルで悩んでいるみたいだった。

 

 

友達と話す時、

誰かと出かける時、

職場の人と雑談をする時、

店員さんと話す時、

もちろん異性と話す時、

 

 

そういう仕事以外の喋りに対して悩んでいる感じだった。

 

 

言葉がうまく出てこない、

自分の伝えたいことが表現できていない気がする、

相手にちゃんと伝わっていない感じがする、

つまらない時間にさせてしまったのでは…、

 

 

そんな感じに悩んでいるらしい。

 

 

人は言葉や文字でコミュニケーションを取る生き物だからこそ

話し下手なのはけっこう不便に思うのだろう。

 

 

「もう少しうまく話せたらな。」

「どうやったらうまく話せるようになるんだろう。」

 

 

てことを言ってたな。

 

 

そう言われるとなんで喋るのが苦手なんだろう?

となんとなく疑問が頭に残った私は、

この後の人生において

話があまり上手くないなぁって思う人(失礼)の

話し方を少し気にするようになった。

 

 

何年もの年月を費やして

私なりになぜ話し下手なのかわかってきた。

 

 

あくまで素人の分析ですけどね。

 

 

どういう人が話し下手なのか、どういう特徴があるのか。 

 

 

私の導き出した解とは!

 

 

【相手に質問を重ねさせる人】

である。

 

 

さて、

この解はどういう意味なのか説明していきたい。

 

 

分かりやすく会話の例を出していこう。

 

 

『前提』

職場にて。

普段から疲れやすく仕事中しんどいと感じている人に

睡眠時間をもっと増やすべきというアドバイスを送り、

それを実行してくれたという前提の会話を例にあげる。

 

 

『登場人物』

斉藤さん…睡眠時間を増やしたらと提案した人。

 

田中さん…話し下手。疲れを感じているのが悩みなので、斎藤さんの提案通り睡眠時間を増やしてみた。

 

 

『会話』

斉藤:睡眠時間を増やしてみてどう?

田中:よかったよ。

 

斎藤:どんなふうに良かったの?

田中:仕事に良かったと思う。

 

斎藤:仕事中どんなふうに良くなったの?

田中:疲れにくいかも。

 

斎藤:疲れ方が違うっていうこと?

田中:そう。

 

斎藤:体力的に楽になった?

田中:なった。

 

斎藤:どれくらい楽になった。

田中:けっこう。

 

斎藤:仕事終えてからのくたびれ方も違ってきた?

田中:違ってきた。

 

斎藤:どんなふうに違うの?

 

こんな感じで会話をしていくと想像してください。

この会話の例は本当にあった会話を参考にしているものです。

 

 

一問一答形式になっているのが分かりますか?

 

 

それのどこに問題があるのかって?

 

 

田中さんの状態を想像するのにあたって材料が少ないから

質問を1つ1つぶつけていってるという手間がかかっている上に、

回答が味気ないから盛り上がりに欠けるし、

なにより提案を喜んでくれているのかが掴みづらいというやりづらさがある。

 

 

そのやりづらさが斎藤さんの口調や表情に徐々に出てきてしまった場合、

なんとなく雰囲気がぎこちなくなってしまい、

もともと話し下手の悩みを持っている田中さんは

「ああ、やっぱり自分はつまらない人間なんだ…」

と落ち込むことになるかもしれない。

 

 

1つ1つ質問をぶつけることの何が良くないかって?

 

 

それはね、

大人相手なのに小さい子どもに

単純で短い質問を言葉を考えながら話しているのに近い感覚になるから

あまり良いとは言えないんじゃないかと思う。

 

 

大人としゃべってるのに

「それでボクはどう思ったの?」

「良かったの?嫌だったの?」

「どこが違うの?」

 

っていう感じになると、

 

「もう少し語彙力を駆使してくれないかなぁ」

とか

「なんでこんな単純な質問を1つ1つしていってるんだ?

もう少し自発的に意見を言ってくれないかなぁ」

とか

 

そんなふうに面倒になってきてしまう可能性がある。

 

 

言葉で状況を把握していきたいと思っているし、

相手の感情や考えの方向性を把握したいと思っているのに

それが把握できなさ過ぎて面倒になってくるという言い方が分かりやすいかな?

 

 

別に敵対関係にあるわけじゃないんだから

むしろ感情や考えの方向性が分かるように話してくれた方が

話しが進ませやすいし、盛り上がれるからね。

 

 

一問一答形式だと

先生と生徒みたいになってしまいがちで

どうしても盛り上がれる雰囲気にならない。

 

 

でね、人は面倒なことは避ける傾向にあるから

この人とは必要なことだけ喋ればいいやってなっていってしまうんだと思う。

 

 

そうすると田中さんみたいな人は

雑談する機会の回数に恵まれなくなってしまって、

経験値がなかなか貯められない。

 

 

悪循環ですね。

 

 

一方、

状況や気持ちや考えを伝えるのが得意な人は

相手も話がどんどん続いて面白いから

また話しかけてくる機会に恵まれて、

得意な人がどんどん経験を積んで得意になっていく循環が生まれる。

 

 

 

では

言葉がつらつら出てくるタイプの人だったら

例にあげた会話をどう答えていくのだろうか?

 

 

この田中さんの言葉を

話すことが下手じゃない人だったらどう喋るのかを

下記に書いていくので読んでほしい。

 

 

『もし田中さんが話し下手じゃなかったらver.』

 

斉藤:睡眠時間を増やしてみてどう?

 

田中:

全然疲れ方が違うね。

頭がぼーっとしないし、

仕事中に眠くなって耐えるという苦痛がだいぶ減ったよ。

仕事終わった後も前よりも疲れ方が軽い気がする。

体力がまだ残っている感じ。

やっぱり睡眠って大事なんだなぁって思うよ。

 

 

となるかもしれない。

一問一答形式にならずに答えられる会話であるってことなんですよ。

 

 

いちいち斎藤さんは短い質問を重ねる手間がなく、

田中さんの状態が想像できる回答になっているのだ。

状態だけでなく、感情や考えもなんだか伝わってくる。

 

 

すると斎藤さんは提案したことの手応えを感じて

スッキリする。

 

 

提案した側からすると

良い評価であれ悪い評価であれ、

感触を知りたいのだ。

 

 

感触がわからないと

したくなくても一問一答形式にならざるを得ない状況にさせられてしまう。

 

 

本当は一問一答形式になんてしたくなかったかもしれないのに。

 

 

「ねー、そうでしょう。やっぱり睡眠は基本だよね。」

とか

「睡眠じゃなかったらなんだろうね?食生活?」

とか

 

そんなふうに会話が進むはずなのに…、

いや、進めればよかったのに…。

 

 

そんなもどかしさは

一種のストレスなんだろう。

 

 

 

ストレスを感じながらの会話になると

面白いわけはない。

 

 

面白い会話になっていないのは会話をしている双方ともに感じられることだ。

 

 

お互いにストレスになっていたら雰囲気が良いことになるわけがない。

 

 

しかも斎藤さんのように提案した側(話を切り出した側)からすると

この雰囲気のままではいかん!って

焦りを感じるから何とか良い雰囲気にしようと

気を遣うことになり、

気を遣うこと自体がまた負担(ストレス)になってしまう…。

 

 

私はね、

話し下手の人って

笑わせることを言えないとか、

表現力たっぷりの言い回しができないとか、

斬新なことを言えないとか、

そういうことじゃないんだと教えてあげたい。

 

 

あなたの考えや気持ちや状況を

相手に想像させてあげられるようなことが言えれば

かなりマシな感じになると思う。

 

 

「ああ、この人はそう感じたんだな。」

 

「この人は良いと思ったんだな。

(あるいは悪いと思ったんだな。)」

 

「そういう行動を取っていたんだな。」

 

「これからこうしていきたいって考えているんだな。」

 

「これに興味がありそうだ。」

 

「そんな理由があったのか。」

 

 

そういうことが伝わることを私なりの言い方で

「気持ちや考えの方向性が見える」

と表現している。

 

 

そして

こういうことが相手に伝わると相手は

それに沿った言葉を紡ぎ出せる。

 

 

そうなれば

一問一答形式になることを防げるのではないかと思う。

 

 

話も続いていきやすいだろうしね。

 

 

とにかく

長い言葉でなくてもいいから

相手にあなたの気持ちや考えが全く見えない状態にさせなければいい。

 

 

それだったら、

面白いことも豊かな表現力も奇抜な発言も

いらないのだから。

 

 

ちなみに…の話ですが、

保育の現場でもこれに近いことを意識させられる場面はある。

 

 

子どもが先生に

「折り紙ー。」

って言ってきたら先生が

 

「折り紙がなあに?」

「折り紙がどうしたの?」

 

 

って言うことで

あえて名詞だけの会話にしない言葉かけをすることがある。

 

 

そうやって

言葉で表現をしていく機会をを小さい頃から積ませることが、

「気持ちや考えの方向性が見える」

話し方ができるようになるためのきっかけなのかもしれない。

 

 

次の話題は、言葉がぽんぽんっと出てくるを

発想してしまう名前の香りです。

♪♪ポンポンって感じの香りって?♪♪

それはねぇ、

アニックの

ローズポンポン♪

 

香りの構成は、

 

・トップ

ブラックカラント、ラズベリー、ピンクペッパー

 

・ミドル

センティフォリアローズ、タイフローズ、ピンクピオニー

 

・ラスト

ムスク、シダー、パチョリ

 

メゾンフレグランスとしては手が出しやすい価格かなと(^_-)-☆

 

 

薔薇過ぎないベリーのフレッシュな香りです。

果物でも柑橘とベリーって全然違いますよね。

 

 

ローズも香るんですけど、ブラックカラント(カシス)が目立つように思った。

 

 

そのせいか、エレガントな大人というよりキュートな若い女の子って感じがする。

 

 

でも大人も問題なくつけられるけど。

 

ラストがね、ムスクもウッディも入っているから大人のオッケーなんですよね。

 

ただ、カワイイで終わらない。

 

 

香水の持ちはそんなにいい方ではないかと。

(私は持ち歩く人だからあまり関係ない)

 

晴れた午前につけて、そのままお出かけしたくなるようなルンルンな感じなので、気分アゲアゲ香水なのは自分の中で間違いなし!

 

 

 

 

◆◆◆これまでのオススメ香水たち◆◆◆

①クセが全くなく、とにかくいつでもどこでもつけられる万能香水

 「ニードユー」

 

②爽やかに誰でも纏えるムスクの香水

 「アン ムスク」

 

③人気のお茶の香りの香水。でも紅茶でも緑茶でもなく

 烏龍茶なんです♪

 「ウーロンチャ」

 

◆◆過去のおすすめ人気記事♪◆◆