こんばんは〜

ごぶさたしております!!
気がつけば3月も後半!
仕事と私事に追われてひたすら忙しい日々を過ごしていました💦
ブログの続きを書きたい〜と思いつつ、なかなか筆が進みませんでした…
西の方の地域では、もう卒業式を迎えられたようですっ



2021年組のみなさま、ちょうど桜が芽吹いて春を感じる時期に晴れてのご卒業、本当におめでとうございます🌸
もち子は今週、卒業式があります✨
日能研の卒業の集いも春休み中にあります✨
学校と塾、二つの卒業式ですね

もち子の卒業とともにこちらのブログも卒業するのですが、春休みも仕事と私事の予定が立て込んでおり、振り返りを書き終えるのがもしかしたら4月にずれ込むかもしれません

最後までグダグダな感じで…すみません

さて、今回は本番当日の振り返りです❣️
もうひと月以上前のことになるんですよね。
中学受験が終わって抜け殻のようになってすぐに日常の忙しさに追われていたので、すでに遠い昔のことのような気もしますが、本番の日々は今でも鮮明に記憶に残っています。
何でもすぐ忘れがちな私のゆるい脳みそにもはっきり刻まれているということは、それだけ特殊で特別な時間だったということでしょう。
もち子の初戦は、冬休み明けてすぐに地方校の東京会場でした。
初戦のことはこちらの記事に書いています

ちょうど1月から算数が覚醒して上がり調子を感じ始めていた頃に、この初戦がありました。
過去問は2年間分やりましたが、合格点が分からない学校だったのでもち子がクリアしているのかはイマイチ分からず。
4科の受験者平均点は超えられていたので、問題傾向の相性としては悪くない手応えはありました。
本番の空気を知って場慣れをするために受けることを決めたので、もち子には「合否にこだわらずなるべく気持ちを楽にして行っておいで」と声をかけていました。
終了後、テストの出来を親が確認しないように心がけていましたが、もち子自ら語ってくれた内容ではスランプ時と変わらず算数と理科が(過去問より)難しく感じたとのことで…
ああ、やっぱり本番にはもち子を狂わせる魔物が潜んでいるのだと。
これまでもこれからも、もち子にとってはこれが最大の障壁なのだと。
上がり調子を感じていたところに厳しい現実を突きつけられたようで、私は重く暗〜い気持ちになってしまいました…
私がこぼしてしまった「またスランプになっちゃったのかな」という言葉のせいで、もち子を号泣させてしまいました

でも、ひとしきり泣いたあとにはスッキリと気持ちを切り替えて合否の結果を受け止める覚悟をしたもち子を見て、親の私が落ち込んでいる場合じゃない!と心から反省しました。
私も本番の魔物に怯えるばかりでなく、もち子ならば打ち勝つと強く信じてそばにいよう!と気合いを入れ直しました✨
合否の結果には期待できず、見るのは気が重かったけれど…
もち子からはなるべく早く確認して連絡してほしいと頼まれていたので、職場で無の心の仮面をかぶってこっそり確認しました。
(私の仕事中にWEB発表があったのです)
結果は、予想とは裏腹に合格でした!
初めて見た「おめでとうございます」の文字がとても神々しくて、喜びと安堵でスマホの画面がぱぁっとまぶしく感じるほどでした✨
初戦のプレッシャーに苦戦しながらも精一杯頑張ったもち子の健闘を今すぐにでも讃えたかったけれど、もち子ともち子父に短く一報メールを送っただけで、すぐにお仕事モードに気持ちを切り替えました。
仕事中の合格発表って心臓に良いような悪いような。
帰宅したら、もち子は私よりもずっと冷静に結果を受け止めていました。
よかった〜とは言いつつも、浮かれるでもなくクールな反応。「ねぇ、うれしくないの?」って思わずつっこむと。
「うれしいよ!ダメだろうって思ってたから、すごくうれしい!でも通える学校の受験はこれからだから、もっと頑張らないとでしょ
」

ナニコレ…あの何かにつけマンガやYouTubeに逃げていた甘ったれもち子のセリフとは思えないっ

1月に入ってから、こんな風にもち子の成長を感じる場面がいくつもありました。
きっと、覚悟を決めた人間はどんどん強くなれる。
そういう思いでもち子にポジティブな言葉をかけ続けました。
スランプへの不安に負けないためにもかけ続けました。
「本番がどんなものか分かったから、次からはもっと緊張しないで済むと思う❣️」とは、初戦を終えた後のもち子の弁です。
通える距離の学校ではありませんでしたが、本番ならではの雰囲気を経験したことはもち子にとってはだいぶプラスになったようです。
私としては、出願後に学校側から届くメッセージがとても心に響くものだったことが印象深いです✨
初戦を控えて怯える心を和やかにしてくれるあたたかいお言葉の数々でした。
受験生を大事にしてくださる姿勢が感じられて大変ありがたかったです

初戦での合格は想像していた以上の安堵感をもたらしてくれました。子にとってだけでなく、親にとっても。
前受けの段階で、合格をとれる見込みの高い学校を受ける方が精神のコンディション的にはいいのかもしれません。
もち子はおそらくギリギリの合格だったので(正確な自己採点はしていないけれど空欄の多さ的に余裕がないのは確実でした💦)もっと安全校を受けるのでもよかったなぁと今となっては思います。
そうして、1月校の3連戦を迎えます。
連戦についてはこちらの記事で触れています

初戦を経験したことで、もち子も私もいくらか気持ち的に余裕が持てたと思います。
とはいえ私はこの頃には常に不眠気味でした

初戦以降どこか非日常的な感覚がつきまとう日々で、落ち着いてゆっくり眠れる日など全くありませんでした💦
もち子はというと、睡眠に支障が出ることはなく本番当日でもちゃんと眠っていました。
入試があるからと緊張で目が冴えてしまうといったことはなかったそうです。
日能研でたくさんテストを受けてきてテスト慣れしたおかげかな?
雪が降ることも多い時期でしたが、幸い3日ともお天気に恵まれました✨
連戦1日目。
学校ではなく、大きな特設会場での受験です。
これまでにない独特の雰囲気だから緊張しちゃうかもよ、と先輩ママから聞いていたので、もち子にも未経験の空気感であることを予め何度も伝えておきました。
連戦の数日前、もち子からは「早く本番の日が来ないかな〜
」という余裕ぶっこきともとれる発言が飛び出し、これには私もビックリ


しかし何てことはない、家でひたすら家庭学習をすることに飽きてきただけ〜というオチでした。
コロナ禍のため1月は学校をずっとお休みしていたので…おうちに引きこもりで勉強し続けることに飽き飽きしてきちゃったのでしょうね。
純粋なやる気とはちょっと違うものの、本番が来ちゃったよ〜嫌だな〜
と思いながら受けるよりずっといいだろうと思い、「その本番を楽しみに思う気持ち、大事にしてね✨」と声かけしました。

実際のところは余裕なんて皆無です。
1日目の学校はもち子が受ける1月校の中で最も偏差値が高くチャレンジ校相当です。
過去問は1回目で50点弱足りず絶望が頭をかすめました

もち子は初めてやる過去問でどんなもんか分からなかったから!と言い訳してたけど、これほどの点差はもはやそういう問題ではない気が…
2回目の過去問ではいくらか持ち直すも、7点足りず。
惜しい!ここまで追い上げられたのはよかったけど7点マイナスの差はでかい〜!
私はせめてあともう一回、算数だけでも過去問を解いたら?と勧めたけれど、もち子は自分の好きなスーパーチャレンジ校
の算数をやるからいい!と言って譲らず。

本人がそう言うならと好きにさせました。
結局、一度も過去問で合格点をクリアすることはないまま本番を迎えました。
時間に余裕を持って会場に着きました。早くもたくさんのお子さんが会場内へと進んでいきます。
なんだか私の方が特設会場の独特な空気に飲まれて落ち着きませんでした。
もち子との一時の別れが名残惜しくなり、心配な気持ちと頑張れという気持ちが混ざってもち子の手をぎゅーって握りました。
「応援パワー込めたよ!」と言う私に、もち子は軽くうんと頷いてからあっさり手を引っこめてスタスタと会場に入っていきました。
相変わらず一度も振り返らない。さみしい

試験終了後、学校側の案内が万全でスムーズにもち子と落ち合えました。
表情は晴れやかだったので、ほっとしました。
これまでにない環境での受験で寒さとかメンタルとか大丈夫だったか聞くと、全く問題なかったそうでさらにほっとしました。
「算数がマジ難しかった!最後に問題の意味すら分からないのが出た!これはもう解くべきじゃないと思って、他の後回しにしてた問題の方を頑張って解いたよ!」
ほっとした気持ちは一瞬で全部ぶちこわされました

また算数どうこう言ってんのかい!
もち子から算数の話を聞くたびに、不安がどっと押し寄せてきます…
かといって何も言わなかったら言わなかったで、そりゃ気になっちゃうけども。
4科でみると過去問よりはできたような気がする〜とポジティブなことも言っていたので、もうそれでよしと思うことにしました。
ちゃんと問題の取捨選択をしているようだし、もち子なりに頑張っているんだって伝わってきたもの!
「理科でね!ママが好きでマネしてるやつが問題で出たよっ
」

とやたら興奮気味に言うので何のことかと思ったら、ジブリ映画の天空の城ラピュタに絡めた問題が出たのですね!!
私がよくマネをしているのは、ドーラがパズーに言う「30秒で支度しな!」というセリフです(笑)
出かける準備をちんたらしているもち子に言って楽しんでいます。
ラピュタで問題を作るなんて、理科の先生のセンス素敵〜

ちなみに、この日が以前の記事で書いた、不吉なことが次々と起きた日でもあります。
あえて目を逸らして考えないようにしました。必死に悪い予感にフタをしました。
だってまだもち子の連戦は続くんですもの

連戦2日目。
理系科目に力が入っている学校の受験にやってまいりました。
理系女子のもち子にとっては腕の見せ所じゃあ!ってなってくれたらいいのに、そうは問屋が卸しません。
過去問での算数の相性にムラがあり、点数が取れる時と取れない時の差が激しいのです。
ただ、算数で振るわなくても国語でカバーできることはありました。
国語の問題は比較的易しめなようです。
1日目の受験から帰宅後、算数だけ過去問をやっておきました。その時の結果は上々。良い景気づけになりました。
もし、この時の結果が良くなかったら、「厄落とししたから明日は大丈夫!」と強引に励ますつもりでした。
1日目の学校はもち子にとってチャレンジだっただけに当たって砕けろというなかばヤケクソな心持ちでいられましたが、この2日目の学校は問題との相性次第なところがあり、もち子はリアルなプレッシャーを感じてしまっていたようです。
道中、何度か「算数や理科、大丈夫かなぁ」と不安な顔をしていました。
私が間際にできることと言ったら、どうにか無理やりにでも前向きに励ますことだけです。
「昨日だってめちゃムズ算数を頑張ってきたんだから、今日だって頑張れるよ!大丈夫!」と励まして送り出しました。
なーんて言ったものの。
私は待っている間とにかく落ち着かなくて…そのせいかトイレが近く、驚きのトイレ利用率を記録しました

算数の試験開始時間を知らせるチャイムが鳴った時には、どうかもち子が本領発揮できますように!と祈ってしまいました。
終了後、落ち合った時のもち子はごくふっつ〜な感じでした。可もなく不可もなくといった雰囲気でした。
またしても「算数が難しかった…時間がどうしても足りなかった」という感想をもち子が真っ先に口にしましたが、問題との相性次第と覚悟していた部分があったので、この日はさらっと流せました。
スランプ時のように焦って頭が真っ白になることはなく、できる限りで見直しながら解いたと言っていたのでその姿勢を褒めました。
それから、国語の文章題の題材(水を縫う)が1日目の学校とかぶっていたということで、その偶然に驚いたらしく、内容について熱心に説明してくれました

そんなこともあるんですね〜!
もち子は読書を全然しないのでこちらのお話も事前に読んだことはありません。
読書苦手女子のまま、受験まで来ちゃいました💦
連戦3日目。
さすがに疲れが出てきていました。
入試、待ち時間、移動、あらゆることが私たちの気力体力を削りとっていきます。
算数だけ過去問をやって、結果はまぁまぁ。ちょっと不安が残る形に…
ただ、2度通しでやった過去問では合格点はとれていたので、悪く考えないようにしました。
あとは夕食とお風呂をかなり早めにすまして寝ました。
もち子はすぐにぐっすりと眠りにつきました。
以下、気持ち悪いこと書いちゃいますが💦
本番期は、寝ているもち子の頭をなでて「えらいね!よくがんばってるね!」って声をかけるのが日課になっていました。
この時期はなぜか、まだ赤ちゃんだった頃のもち子をよく思い出すようになっていたんです。
スマホのアルバム内に保存している、初めて補助輪なしの自転車に乗れるようになった日のもち子の動画を眺めては涙を流していました。
もうすっかりやばいおばさんですよね(笑)
この動画を見ると、もち子の頑張りと成長を純粋に愛おしく思う気持ちを思い出すんです。
そういう感傷的な思いを込めて、頭なでなでしちゃってました。
朝、「3連戦の最後だから頑張ろう!」ともち子と気合いを入れ合いました。
「特待とれるように頑張るね!」とビッグマウスなもち子が出たーっ

実はこの日のもち子の試験中に、1日目の学校の合否が出るんです。
もち子は結果が気になる〜とソワソワしていました。
終わって落ち合った時にすぐ教えるからまずは目の前の試験に集中してね、と送り出しました。
振り返らずに行くことが多いもち子にしては珍しく、何度も私の姿を確認してから入っていきました。
私にとって、これまでのどんな時よりも心臓バクバクの待ち時間でした。
何をしていても時間が経つのがおっそい💦
震える指で結果をポチって合格の文字を見た後は一人静かに喜びを噛みしめて、我慢できなくて少しだけ泣きました。
もち子、がんばれ!!
ひとつご縁をもらえたよ、今日もがんばれ!!
声には出さないエールを強く念じました。
落ち合ったもち子は顔に「結果どうだった!?」と書いてありました。
結果を伝えたら、ものすごく嬉しいみたいだけど外で周りに人もいるからと、もち子も静かに喜びを噛みしめていました。
ひとしきり喜んだ後に、出ましたよ、例のセリフが。
算数がなんか過去問より難しい気がしたって!
さらにこんなことも言ってました。
「頭の中で音楽が流れてたけど、計算するの頑張ったよ
」

え??音楽???
意味わからん!!
聞けば、初めて起きたことらしいけど算数の時間、頭の中に音楽が流れて止まらなかったんだそう。
曲は、リトルマーメイドのアンダーザシー。
大事な本番の日に、なんでそんな陽気な曲流しちゃってんの!?

というかもう頭の中に音楽が流れること自体、目の前のことに集中できてなかったという証拠ですよね💦
すごく嫌な予感がしました。
疲れで集中力が限界だったのかも。
結果が気になるという思いが雑念を生むことに繋がったのかも。
もち子本人はたぶん大丈夫だよ〜なんて楽観的に言っていましたが…
連戦の結果。
1日目と2日目は合格。
3日目はご縁なしでした。
ここでようやく算数のスランプ疑惑が払拭されてきてホッとしました💦
連戦後に算数のみ自己採点してみたところ、家での好調には及ばないものの、そこそこの結果を出せているようでした。
また、合格した2校とも国語はちゃんとできた手応えがあったそうです。
しかし、3日目のご縁なしは親子でかなりのショックを受けました…
適正校で過去問の出来も悪くはなかったのに、ダメでしたから…
2月には本命校の連戦があるけど大丈夫なのか?
最後まで集中して全力が出せるのか?
スランプはぶり返さないか?
いろいろと心配事は尽きないけれど、1月校受験にて進学先の確保というとても心強いお守りを手に入れることができ、いよいよ本命、2月校の本番を迎えました。
