最近、砂漠を舞台にした小説を読んでいる。
渇いた砂の描写が多いが、
ふとしたときに海を感じる。

昔、鳥取砂丘で風紋を見た。
波立つ砂はやはり海のようだった。

きっと強い風で砂漠の砂は舞うのだろう。
嵐の日みたいに、風が″視える″のかな。

西日を浴びて黄金色に光る砂漠も
さぞ綺麗だろう。
過酷な気候は置いておいてね。

海や空は好きだという自覚があったが
砂もなかなかロマンがある。
振り返ると砂漠をテーマにした作品を
意外と読んでいた。
好きのひとつに加えておこう。

ところで、冒頭の本を読んでいる時に
ある曲の歌詞が頭に浮かんだ。↓

「星の数ほど夢はあるんだってさ
 この世界はその夢の一つで
 そう、僕らはその夢のエキストラさ
 やがては消えてく運命さ…運命だ」

曲名が思い出せなくて一日中考えた。
Kraというヴィジュアル系バンドの
「エキストラキングダム」という曲だ。
学生時代、ヴィジュアル系が好きで
手広く聴いていた時に出逢った。
この曲の歌詞も砂漠の情景が描かれている。

久しぶりに聴いたらやっぱりいい曲だった。
思い出せてよかったな。

子供の想像力では砂場も、容易く砂の王国に
なっちゃうね。
…いくつになってもその心で居たいけど!

砂のお城、砂の王国、砂漠を走る船。
今も空想が尽きない。