こんばんは。

慢性的な腰痛で、整形外科を受診したところ

5番目の椎間板の幅が狭くなっていると言われた。

腰、大事にしよう昇天

 

さて、今日の読書記録は「赤い月の香り」だ。

前作の「透明な夜の香り」が凄く良かったので、続編も買ってみた。

 

人並み外れた嗅覚を持つ調香師の小川朔に、作れない香りは無い。

朔の元を訪れる依頼人は、皆一際変わった「香り」を注文する。

「在りし日の教室の匂い」など過去の記憶を呼び起こすものや

大切な人の体臭など、一般的に想像する「香水」のような香りではない。

 

この物語の主人公は、そんな朔の住居兼仕事場である森の奥の洋館で

働くことになった朝倉満という青年だ。

彼は時折怒りで自身を見失い「赤い月が追いかけてくる」と言うが

果たして過去に何が・・・?といった内容だ。

 

前作の主人公は若宮一香という女性だった。

彼女も満と同様に、朔の洋館で料理や掃除などの仕事をしていた。

だいぶ前に読んだので、詳細には覚えていないが

繊細で、澄んだ雰囲気の主人公だったと記憶している。

今作にも登場するが、朔との関係が少し神秘的で良い感じ。

このまま「恋愛」という言葉を使わない関係で居て欲しい。

お互いのことを考えているのは伝わってくるけどね。

 

対して、満は"怒り"という赤い衝動を抱えており

序盤は「この人で大丈夫か・・・?」と少し不安になった。

暴力や性に関する部分もあり少し驚いた。

加害性がテーマの一つだとあとがきに書いてたかな。

 

満の過去がわかると同時に、朔の過去の話も出てくる。

普段は無機質で捉えどころが無いが、前作の一番最初に比べ

人間味が出てきたな。

完結編の「燻る骨の香り」も出ているようなのでそちらも楽しみ。

 

香りは永遠に覚えているものらしい。

忘れていても、嗅いだ瞬間にその時のことを鮮明に思い出すほど

記憶と紐付けられている。

 

実際になんとなくあるよね。懐かしい香りみたいなにっこり

花なのか草木なのか、どこからやってきた香りなのかもわからないけど。

 

言葉で説明するのは難しいが、「秋の香ばしい風の匂い」という記憶があって

その香りがすると、中学時代午後の授業をぼんやり聞きながら

窓の外を見ていた瞬間を思い出す。

 

普段意識しない「香り」について考えたり色々面白い小説だ。

 

ドラマ化されてないのが不思議なんだけど、

このまま映像にしないで欲しいとも思う。

読んでて脳内ですでに美しい世界が出来上がってるので・・・オエー

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

今日は「世界のすべて」の読書記録!

 

通勤の時はサイズ的に文庫がいいので、

単行本を土日で読み切る作戦だ。

読みやすかったし、土曜日の空き時間だけでスルスル最後まで読めた。

 

帯にもあるように恋愛感情も性欲もない青年が主人公だ。

カフェ「ブルー」で働きながら様々な人との交流で

自身のセクシュアリティや生き方について考えるようなものだった。

 

私自身、主人公と同じ所謂「アロマンティック・アセクシャル(Aro/Ace)」

を自認している。

主人公が感じている悩みは、今まで自分も感じてきたものだったので

非常に共感しながら読み進めた。

 

主人公以外にも、別のセクシュアリティの人や秘密を抱える人々が登場する。

少しネタバレになるが、一番印象的だったのは「ポリアモリー」の女性だ。

不勉強ながら始めて知った言葉だが、全員合意のもとで同時に複数の人と

恋愛など親密な関係を持つスタイルのことらしい。

ググったらセクシュアリティではなく関係性(スタイル)のことみたい大あくび

世の中知らない事がたくさんあるな。

 

この「ポリアモリー」の女性の話を聞いた瞬間

自分のマジョリティの部分が、理解を阻もうとしている気がした。

普段自分が他者に対して「そういう人も居るって知って欲しいな」と

思っているのに、いざ自分が「知る」側になるとこんな感覚なのかと驚いた。

どちらにせよ私に彼女を否定する理由は無い。

 

最後まで読んで、恋愛している人も結婚して家庭を持つ人も

自分とは違うけど大きな悩みを抱えて生きていることをあらためて感じた。

無自覚に相手を傷付けてしまうこともたくさんあるし、

傷付けられたこともあるね。

 

ちょっと胸がチクッとする部分もあるけど

ゆっくりしたテンポで主人公と一緒に歩くような本だったにっこり

 

そして人との交流の温かさを感じるね。

私はいつも内に籠もり、面倒だから一人行動ばかりとっている自覚がある。

この本を読んで、少しずつでも信頼できるような人間関係を

築いていってもいいんじゃないか?と前向きになれた。

 

我儘かもしれないが、自分の母に読んで欲しいなと思ったり。

少しAro/Aceの事をわかって貰えそうな気がするニコニコ

まあ本人が知りたいと思ったときに貸すくらいかな。

 

気になった人は読んでみてね。

 

 

 

こんばんは。

最近、chatGPTに色々おすすめを聞いている。

その中で教えて貰った「家守綺譚」を読んだので記録!

「やもり」じゃなくて「いえもり」らしい。

 

結構細かく好みの作風や世界観を指定したので、

かなりドンピシャな作品でとても良かった。

掻い摘まんで言うと、

・恋愛要素が少ない

・激情や波乱系は苦手なので、淡々と静かな作風

・ローファンタジーだと嬉しい

読み終えてから条件を見返してもしっかり当てはまっている。

 

主人公の綿貫という青年は、亡くなった友人の家に

「家守」として住むことになった。

家守を始めて、彼が出会ったちょっと不思議であたたかい怪異たちのお話だ。

 

庭のサルスベリから想いを寄せられたり、

池に河童が迷い込んできたり、小鬼を手伝ったり、

人ならざるものたちを自然に受け入れ

適度な距離感で共生しているところが面白い。

 

怪異というと不気味な感じがするが、

この作品に出てくる怪異のほとんどは非常に愛らしい。

 

そして章が進む毎に、季節も進むので

春夏秋冬それぞれの良さを感じられる。

「サルスベリ」からはじまり「木槿」や「紅葉」

「サザンカ」「桜」と植物の名前が章題になっている。

知らない植物もあって、画像検索するのも楽しかった。

「ツリガネニンジン」可愛いよねオッドアイ猫

 

特に印象深かったのが、秋の素晴らしさを表現する文章だ。

一部引用▼

 

"外の明るさに、和紙を濾過したような清澄さが感じられる。"

 

"秋の野山の空気は格別である。ことに木々の中に松が入っていると、

 清新の気が鋭さを増し、心地よい。"

 

             ――「家守綺譚」梨木香歩 より

 

秋というと、鮮やかな夏と煌びやかな冬の間にある

少しぼんやりとした季節のイメージがあった。

気温が下がり、空は澄み渡り、紅葉も色付く素敵な季節

であることを再発見させられた気がする。

調べてたら「秋澄む」という季語もあるんだねぇニコニコ

新たな視点を得て迎える、今年の秋が楽しみになった。

 

ところでもう一つお気に入りの点がある。

この物語の舞台が、関西であることだ。

実際、○○県にある家といった描写は無いが

主人公の行動範囲に琵琶湖や比叡山、朽木村、鯖街道も出てたかな?

京都~滋賀の関西北部を知っているとより楽しめるかも花

 

ゆったりとした気持ちで読めるし、文章を読んで頭に浮かぶ景色も

自然豊かで癒やされた。

読み終わったとき「なんか花育てようかな・・・」と思ったくらい爆笑

好きな著者の仲間入りだねよだれ

 

こんばんは。

親知らずを数日前に抜いた。

初めてだったのでビビり散らかしていたが

上の歯だったこともあり割と一瞬で終わった。

いつまで片側で噛んだ方がいいんだろうか・・・オエー

歯医者さんは、抜いた翌日から普通にしてもいいよ~と

言ってたけどホンマか???

 

さて、先日天体観測展に行ってきた。

ここ数年毎年行っているので夏の恒例行事だ。

普段あまり降りない駅なので、私は炎天下の中崎町しか知らない。

 

ギニョールとJAM POTの二店舗で開催している。

ギニョールは小説に出てきそうな雰囲気で特に好き。

ただし店内の階段がめちゃくちゃ急なので注意。厚底サンダルだったので震えた昇天

あの階段がまた良い味出してるんだけどね。

 

宇宙にまつわるハンドメイド作品的な物を販売しているイベントだ。

購入品の写真をどの程度あげて良いのかわからないため一応控えておく。

箔押しの美しいタロットと、ホテルのルームキー風アクリルキーホルダーを買った。

タロットは興味があったのでちょうど良かった。

やり方を知らないので今のところは眺めてウキウキしてるだけだニコニコ

そのうち調べてみよう。

 

 

▲上の写真は、茶屋町のジュンク堂で購入した星の王子さまのポストカード。

ポップアップをやっていて他にも色々グッズがあった。

本は昔読んでそれっきりだけど、また読みたいね。

星の王子さまグッズを見かけると可愛くてつい買ってしまう。

 

そして、帰りにロフトでくらはしれい×サンリオコラボのノートと栞を購入。▼

可愛すぎて2冊買ってしまった。

まあノートはいくらあってもいいから花

最近は一周回ってキティちゃんが熱いかもしれない。

 

 

夏が好きと周囲に言いつつ、さすがに命を脅かす暑さで自信がなくなってきた。

クーラーのきいた部屋でのんびり本でも読んで過ごしたり、

汗だくで帰ってきてシャワーを浴びた後アイスを食べたり、

そういうちょっとした楽しみをしっかり味わっていきたいわねトロピカルカクテル

 

 

 

 

こんにちは。

こんなに黄色い本、初めて買った。

新潮文庫のプレミアムカバーを見るとつい欲しくなるね。

 

今回は、サリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」の読書記録。

プレミアムカバーは「バナナフィッシュにうってつけの日」が

メインタイトルになっているバナナ

 

漫画BANANA FISHを2.5次元舞台経由で知ったのだけど

それ以来バナナフィッシュというワードの出所を自分でも

読んでみたいと思ってこの本を手に取った。

 

タイトル通り9つのストーリーが収録されている。

一番最初が「バナナフィッシュにうってつけの日」で

もうちょっと焦らしてくれと思うなど。

ただ全て読み終えてから振り返ると、確かに最初で良かった笑ううさぎ

 

5つめの「小舟のほとりで」あたりまで、正直読み辛いな~という

気持ちが勝って挫折しそうだった。

ちゃんと登場人物の会話を読んでいたつもりなのに

ラストを迎えた瞬間に「なんで???」と毎度宇宙猫になった黒猫あたま

わからなすぎて、本棚で数年寝かせるか迷った。

 

そんな中6つめの「エズミに捧ぐ」が結構好みだった為

読み進めることができた。

軍の特殊訓練のため訪れた街に滞在する主人公が、

そこで出会った少女エズミに「私の為の物語を書いてほしい」と

お願いされる話。

しかもそのお嬢さんは「汚辱」のお話をご所望で・・・驚き

この少女と軍人が喫茶店で繰り広げる会話が心地よかった。

品格は保ちつつ好奇心旺盛ではっきりした物言いのお嬢さんは

見ていて気持ちがいいな昇天

 

そして最後、9つめの「テディ」というお話が一番好き。

物語の舞台が船上という時点で嬉しい。

少年テディは、船のデッキで日課の日記をつけていると

ニコルソンという男性に突然声をかけられる。

会話を続けていると、ニコルソンはテディにこう問いかける。

「君は輪廻説を固く信奉しているようだね」

この少年は一体何者なのか・・・?みたいなお話。

 

テディとニコルソンの会話は哲学的で面白かった。

特に「愛という言葉をどういう意味に使いたいか」と問われた時に、

テディが「親近感」と返したのがこの本で一番刺さった。

 

「愛」とは、見返りを求めず相手のために尽くすことだと思い込んでいて

誰にもそんな気持ちを抱かない自分には愛が無いのか?と

普段よく考えていた。

テディの答えにスッと納得できたので私は

「愛」を高く見積もりすぎていたのかもしれない。

 

全体を通して、戦闘シーンがある訳では無いが

背景にずっと薄ら戦争の影を感じる。

普段そういった本はあまり選ばないので新鮮だった。

 

序盤の不安を払拭する満足感はあった。

いつか最初の方の物語も響くといいな。

 

あと、有名な「ライ麦畑でつかまえて」もいつか読むと思うにっこり

 

 

 

こんばんは。

 

今日は星影のステラの読書記録を書くぞ。

「星影のステラ」と「だいだい色の海」の二作が収録されている。

友人と待ち合わせしているときに、ふと目に留まり

装丁とタイトルで買った本だ。

らでんちゃんのチェキがついててちょっと嬉しい。

 

はじめに言ってしまうとあまり好みでは無かった。

(好きな人ごめんね)

でもその上で感じ得たこともあるので記録にっこり

 

星影のステラは、冴えないデザイナーの女性が

ジャズと洋服が好きなステラという女性に出会う。

自分の憧れた女性像そのものであるステラに対し

友人になれた喜びと嫉妬や羨望が入り交じり・・・という話。

 

だいだい色の海は、女性にだらしない男が主人公。

ふと思い立ち、この夏は父親の別邸でひとり静かに過ごしてみることに・・・

という話。

 

読み終えてから何が苦手だったのかな~と考えてみた。

 

・二作とも登場人物が苦手なタイプばかりだった

 星影のステラは、相手に気に入られるために見栄を張ったり

 ステラの言いなりになる主人公に呆れてしまった。

 そしてステラの方も、序盤「カリスマはこれくらい傍若無人よな」と

 思っていたが結局最後まで甲斐性無しで少し残念だった。

 

 ただ、そこが逆にリアルなのかもしれないなと読み終えて少し経って感じる。

 自分の生活を消耗してでも隣に立ちたい憧れの人だったのに

 だんだん現実が見えて「なんでこの人に時間やお金を費やしたのだろう」

 ってよくある話だもんねうさぎ

 

 だいだい色の海は、主人公の男とその父親が「女を抱く」ことを

 話題の中心にしている時点でキツいな~って感じだった。

 終盤ではレ・・・まがいのこともしているので、最低な男である。

 

 勿論女を抱くことがメインじゃないし、破滅願望に満ちたこの男が

 絶望するまでの話だと思うんだけどそれにしてもキツいオエー

 アセクシャルじゃなかったらスルーできるのか?

 

 主人公の兄とその婚約者の女性が、この本の良心だった。

 この婚約者の女性、天真爛漫だけど強かさもあって好きだな。

 

 

散々な事を言ったが、「私の好みでは無かった」という表現を

強調しておきたい。

 

実際生きている中で人それぞれ醜い部分は必ずあって

この著者はそれを描く力が強いのかな?と思った。

もしくは、私が人間に対し潔癖すぎるのかもしれない。

うん、そっちかも笑ううさぎ

 

あとは男!女!恋愛!結婚!みたいな空気を感じて

アレルギーが・・・

まあこの本が合わなかっただけで、他に響く本があるかもしれないので

また縁があれば読むよ~よだれ 

 

 

 

 

こんばんは。

 

夜道を歩いていると黄色くて星みたいな花が目に留まった。

車屋の植栽で、店を囲むようにたくさん植えられている。

調べてみたところおそらく「キンシバイ(金糸梅)」という花だと思う。

夜、街灯や車のヘッドライトを浴びて黄色く浮かび上がった花を見た瞬間に

「星」だと思ったこの感覚を大事にしていきたいところ。

 

さて、最近寝る前にちまちま読んでいた本の読書記録だ。

「夜、寝る前に読みたい宇宙の話」というタイトルに則り

寝る前の5分~10分で読み進めていた。

 

コラムを読む感覚で、軽い読み応えだ。

宇宙のことをよく知らなくても優しく説明してくれているので大丈夫。

天文学的数字を身近なものに例えてくれているので、

ほんの少し宇宙との距離が近くなる。

 

個人的に面白かったのは隕石の章だ。

「割と落ちてくるもんだな」という印象。

怖さもあるが、地球の外からものが飛んでくるというのは

少しワクワクする部分もある。

火球とか見るととても嬉しいもんね。

落ちてくると困るのでちゃんと燃え尽きてね。

 

宇宙の話だけでなく、人生の話も少し出てくる。

これだけ奇跡的な確率で地球に生まれ、

この星の外には果てしない宇宙が広がっている。

今悩んでいることも長いと感じる人の一生も、

宇宙の歴史では一瞬で過ぎ去ってしまうんだなぁと

思うことで少し心が軽くなるよねっていう話!

 

親しみやすい文体で、著者が語りかけてくるので

ほっこりしながら眠りにつくことができる本だった。

これから読む人も寝る前に読むといいよにっこり

 

↓紫陽花を見に行った。

 この時期の花は青や紫が多くてとても良いぽってりフラワー

 

 

 

こんにちは。

 

最近は、通勤時と寝る前に別の本を読んでいる。

通勤時はまとまった時間がとれるので小説を読み、

寝る前は宇宙や天気の本を10分くらいゆる~く読んで寝る。

 

よく寝る前にスマホは見ない方がいいと聞くが、

確かに本を読んで寝る方がリラックスできる気がするにっこり

 

今回の読書記録は、「お菓子な猫と、旅する少年」だ。

私は「天体議会」を数年前に読んでから、少しずつ長野まゆみ作品を

集めている。

 

3月末頃に書店の検索機で著者名を入れて検索したところ、

読みたかった「海猫宿舎」や「耳猫風信社」を収録した

復刻作品集が4月に出ると表示されて絶対に買うと決めていたのだ黒猫オッドアイ猫

 

長野まゆみ作品は、上手く言えないが特定の趣味の人に響く世界観だと思う。

星・鉱石・回転木馬・埠頭・天幕・釣鐘草・曹達水といった

単語の羅列を見ただけでワクワクする人なら向いている。

これでもかというくらいそんなワードが散りばめられているので

一生分浴びることができるよ。

ご本人もまえがきで「好きなものをぜんぶ」取り入れていたと言ってるしね。

 

・月の船でゆく

月から来たという不思議な少年に振り回される青年のお話。

作品中でとある場所に「回転木馬」があるんだけど、

めちゃくちゃ実在して欲しい。

 

・海猫宿舎

少年たちの生活する海猫宿舎の近くには、閉鎖された古く小さな灯台がある。

ある日突然そこに「新しい先生」が住むことに・・・といったお話。

舞台は「海猫宿舎」という学校を兼ねたサナトリウムである。

ほんのりギムナジウムもののロマンも感じる。

 

・東京少年

黒椿を探す少年のお話。そのうち自分の出自や父の秘密など

様々な問題が次々と降りかかり・・・といったお話。
この作品に出てくる"Tsunomegawa"がなんか憎めなくて良い。

そして、あとがきで著者が黒い花を育てた話をしているが

めちゃくちゃマイペースで笑ってしまった。

 

・耳猫風信社

少年は、日記をつけ始めようと意気込み日記帳を買いに行く。

訳あって隣町の文具屋へ向かう道中、青い目をした黒髪の少年に

出会い不思議な出来事が起こり始める・・・といったお話。

私の好きな「長野まゆみ」の雰囲気が一番濃く感じられた。

固形燃料で水平飛行するロケットを飛ばす!?

埠頭に自転車で向かってラジオを聞くだって!?!?

これこれ~!!!って感じ。

あと、少年のお母さんが焼くパンやお菓子があまりにも

美味しそう。

 

この記事を書くにあたって、以前読んだ本をペラペラ見返していたら

「綺羅星波止場」に「耳猫風信社」が収録されていることに気付いた。

どうやらこちらは今回読んだものの原型らしい。(かなり短かった)

とはいえ忘れすぎかも大あくび

 

長野まゆみ作品に出てくる街がとても好きなんだよな~と思う。

海や空の青が映え、星など宇宙の要素があり、

近未来的なのにレトロな雰囲気も併せ持つ街が好きだ。

 

今度また別で記事を書くが「星旅少年」の世界もかなり住みたい。

あれは夜天図書館が美しくて好き。

このマンガを描いている坂月さかな先生もXで

長野まゆみ先生のお話をしているのを見たような・・・?

 

夏にもう一度「天体議会」を読み返そうかな~!
初めて読んだときに、あまりにも理想の世界観すぎて驚いた。

私は物語を摂取しても記憶が揮発するタイプなので

人に「あの本どんな話?」って聞かれてもすぐ答えられないんだよな。

でもまた読みたいと思った記憶はある。

 

また読んだら書くね、本当に夏に読むかは約束できないけど笑ううさぎ

 

 

 

こんにちは。

先日、東京ディズニーランドに行ってきた。

なんと生まれて初めておばけ

 

ディズニー作品をほぼ通らずに生きてきた。

シンデレラや白雪姫など、童話としてあらすじは把握しているが

ディズニーで見た記憶がほとんどない。

不思議の国のアリスが一番好きだけど、原作しか摂取してないな大あくび

ディズニープラスに入るほどのモチベは…今のところないかな~。

 

と、これくらいのミリしらでディズニーランドへ突撃。

テーマパーク自体下手したら十数年ぶりなので、

普通にワクワクしながら開園待ちした。

 

ジェットコースター系は一緒に行った家族が苦手なので無し。

 

ホーンテッドマンションだけは絶対に乗ると決めていて、

あとは待ち時間短いやつをちょこちょこ回った感じ。

 

GWに行ったけど、想像より回転が速くて驚いた。

人気アトラクションでも90分待ちだった気がする。

 

待ち時間100分超が普通だと思ってたから意外だった。

USJが混みすぎなんか?全然行ってないから知らんけど昇天

 

せっかくだしショーも見たいなと思い、

「ミッキーのマジカルミュージックワールド」を見た。

自分でも驚くくらい涙腺にきた。

 

以前、サンリオピューロランドでショーを見た時にも

優しい世界すぎて終始半泣きで見た記憶がある。

許容量を超える多幸感を浴びると涙が出るのかもしれない。

 

あと劇場という空間が久しぶりすぎて、演劇を見たくなった。

 

そして昼はシュガーラッシュのパレード、夜はエレクトリカルパレードを

着席ゾーン(?)みたいなところで観た。

 

昼のパレードは、ちょうど目の前にアリスのフロートが止まった。

無邪気で可愛くてカメラロールがえらいことになっているオエー

 

エレクトリカルパレードは、「ディズニーランドに来た~~~!!!」

という実感が一番湧いた。

アトラクションも良かったけど、ショーとパレードだけでも

十分来た甲斐があったと思えるくらい楽しめた。

 

たまにはいいね、テーマパークも。

人混みが苦手だし、すぐお腹が痛くなるから並ぶ系も避けがちなんだけど

あの浮かれた空気はメンタルに大変よろしい。

 

機会があればシーも行ってみたいな。

海モチーフが好きなので、アリエルらへんが気になる。

さて行くのはいつになるやら…爆笑

 

 

 

 

 

 

ずっと前から気になっていた本。

凪良ゆうといえば個人的には「美しい彼」のイメージがある。

いやまだ読んでないしドラマも見てないんだけど・・・笑ううさぎ

 

そしてこの表紙!!!見て!!!可愛いね~~~~桜
通常の表紙も綺麗だけど、春に買って良かった。

 

マンションの屋上にある「縁切り神社」の宮司を務める統理と、

血の繋がらない子どもの百音、そして統理の友人である路有。

不思議な三人の生活と、縁切り神社にお参りする人々のお話だ。

 

この三人の空気感がとても心地よい。

クールで論理的な統理と、小学生ながらもよく物事を考え

自分の思いを言葉にできる百音、軽い調子だけど繊細で優しい

路有のバランスが疲れた心に効く。

 

多くの人が思い描く「家族」のイメージと照らし合わせると

少し歪に見えるが、それは周囲が勝手にそう思い込んでいるだけで

彼らは世間体にとらわれず自分たちなりの強い絆を結んでいる。

人生においてこんな関係を築ける人に出会えたら良いなと思うなどにっこり

 

この物語では、百音たちだけでなく縁切り神社にお参りする人視点の章もある。

何と、どうして、縁を切りたいのか。

 

印象的なのが、お参りしても実際のところ参拝者の置かれる環境に

変化は起こらない。

形代に縁を切りたいものを書き、神様にお願いすることで

自分の気持ちを整理しているのだろう。

その結果心持ちが変わり、世界が今までより少し良いものに見える。

新たな一歩を踏み出せる。

 

この「自分の気持ちを整理する」場面の描写が

少し苦かったり切なさもあるが、最終的には皆前を向いていて

読者としても救われた。

 

あと全然関係ないけど、割と飯テロシーンがあったな。

「うわ~!このシチュエーションで、このご飯私も食べたいな~」

という事が多々あった。

食事やお酒の場で起こる無責任な会話の良いところが存分に描かれている。

そしてこの夏はそうめんが食べたい、茄子を添えて。

 

上手くいかない事ばかりの人生だけど、悩みながらも何とか自分の

納得できる道を探していきたいと思わせてくれる本だった。