お盆休みに読んだ本。
長野まゆみ作品が好きで結構前に購入していたけど
夏に読みたいな~と思い温めていた。
装丁が美しいので眺めてるだけで嬉しい。
カムパネルラ視点で「銀河鉄道の夜」のストーリーをなぞるのかと
思っていたが、カムパネルラにインタビューを行い当時を
振り返ってもらう形式だった。
個人的には結構読むのに労力が必要だったな~。
一気に読むのでは無く数日に分けて読んだので
続きから読んだときに「今話してるのってカムパネルラだっけ?」
と数ページ戻ること多数。
いやこれは私の記憶力の問題でもあるんだけど![]()
つまらなかったのかと聞かれたら、そんなことはなくて
カムパネルラやインタビュアー、そして「ゲスト」の話から
宮沢賢治がどのような人だったかわかる点は面白かった。
どんな気持ちでその文章を書いたのか考察したり、
そのとき宮沢賢治はどのような生活を送っていたのか
様々な引用を用いて語られている。
多分読む前から「宮沢賢治について知る本」という気持ちで
臨んでいればそんなに詰まることはなかった気がする。
とくに宮沢賢治と「恋」について書かれている。
恋愛の話が苦手な人は読むのを避けたって良い。
私はAro/Aceで人を好きにならないと以前書いたのだが、
「偉人でもそういう人いるのでは?」と好奇心から調べたことがあった。
その際、宮沢賢治は生涯不犯と書かれていた。
執筆に没頭していて恋愛に興味がなかったものだと勝手に思っていたが
全然重めの恋をしていてちょっと悲しかった。
心のどこかで、この人が恋愛に興味無い人ならいいなと期待してしまうのは
Aro/Aceあるあるだったりする?
それはそれとして、もっと宮沢賢治について知りたくなった。
その後にもう一度この本を読むと、より楽しめる気がする。
もしくは宮沢賢治の人物像を知る上で、入口として読むのもいいかも?
最後にもう一度言うが、とにかく本の見た目が好みすぎる。
本棚にあるだけでテンションが上がる![]()
背表紙も可愛いんだ~





