神の右席」とはローマ正教に属する4人で実質、教皇以上の権限を持っています。言っちゃえばローマ正教四天王みたいな奴等です。彼等は人間を縛り付ける「原罪」を可能な限り薄める事により、神や天使クラスの魔術を使用することができますが、人間が使う通常の魔術は使用できません。彼等の肉体は人間よりも天使に近い物となっています。
 本記事では「とある魔術の禁書目録」に登場する「神の右席」のメンバーをまとめてみました。

前方のヴェント
 
ウリエルに対応する力を持ち、の力を司ります。顔につけた大量のピアスが特徴で荒々しい性格です。
 幼い頃にと乗った遊園地のアトラクションが誤作動による事故を起こしてしまいます。彼女は助かりましたが弟は命を落としてしまい、それをきっかけに科学を憎み神の右席として戦うことになります。
  巨大なハンマーを軽々しくぶん回せる身体能力舌のチェーンからぶら下げている十字架連動して発動される風の弾丸を使い戦いますが、彼女の最も恐ろしい能力は「天罰術式」と呼ばれる術です。天罰術式は彼女に対して「敵意」を少しでも抱いた人間を酸欠状態にし気絶させるという能力です。

左方のテッラ
 ラファエルに対応する力を持ち、の力を司ります。
 彼の目的は、人々を平等に救い争いの起きない様にすること、ですがローマ正教徒以外は人とすら思っておらず、彼のいう「人々」とはローマ正教徒のみで、それ以外の人々どうなっても構わないと考える偏った考え方を持ちます。
 テッラの能力は「光の処刑」と呼ばれる術を使います。これはあらゆるものの「優先順位」を変える能力で、例えば「紙」を上位に「刃」を下位にすると紙は切れず、むしろ刃が砕け散ります。それ以外にも「人体」を上位に「空気」を下位にすれば動きを封じる事が可能で、相手の攻撃に合わせて「人体」を上位にすれば攻撃を無効化する事ができるなど応用の効く能力です。しかしこの能力には弱点があり同時に複数の対象に対して優先順位を変える事はできません。小麦粉ギロチン型にした武器を使い戦います。この術はまだ不完全で今は調整中です。

後方のアックア
 ガヴリエルに対応する力を持ち「」の力を司ります。
 本名はウィリアム=オルウェルでローマ正教に所属する前は傭兵で、英国の騎士に推薦された事もありました。戦争で苦しむ人々を無償で助けるなど優しい一面もあり、上条の右腕を切り落としに来た際も、命までは取る気は無かった。
 身体構造が「神の子」に近く世界に20人といない「聖人」である為、身体能力は非常に高く、更に「神の子」と親子関係にある「聖母」にも身体構造が似ており「聖人」と「聖母」両方の力を扱える事から「二重聖人」と呼ばれています。本来、神の右席は人間の使う通常魔術は使えませんが「聖母」の力により、この弱点を克服しています。5mを超えるメイスを使い戦います。

右方のフィアンマ
 
ミカエルに対応する力を持ち「」の力を司ります。
 彼の目的は「聖なる右」を完全な物にし「神上」に至り、人類を滅ぼすことで「世界の救済」を行う事です。
 フィアンマの能力は「聖なる右」と呼ばれる術式を使う自身の右肩から第三の腕を生やします。この第三の腕は「倒すべき相手乗り越える困難に対して自動的に最適な力を出力する」ことができます。その為、戦闘において破壊力スピードなどは必要なく第三の腕振るうだけで相手を倒すことができます。上条曰くRPGで倒すコマンド」が付いているようなデタラメな存在だそうです。しかし対象が無ければ力を出力することができないという弱点もあります。それ以外にもインデックスから奪った遠隔操作霊装を使い、インデックスの知識を基に自動書記を発動させました。 しかし「聖なる右」はこの段階では不完全なものであり、完全な状態にし「神上」に至るには上条の右腕の力、インデックスを制御する遠隔操作霊装、天使をその身に降ろしたサーシャを回収し、第三次世界大戦を起こし浮き彫りになった人々の「悪意」を敵とみなす事で「聖なる右」の力を引き出すことで「神上」に至りました。「神上」に至ったフィアンマ惑星をも破壊できる程の力を持ちあらゆる神話を再現できる程までに至りました。
 
まとめ
いかがでしたでしょうか?やはり神の右席はみんなチート級の能力を持っていますね。テッラだけは少し微妙な感じもしましたが光の処刑を完全なものにすれば他の神の右席とも張り合えた気もします。アニメ禁書3期は終わりましたが、新訳アニメ化して欲しいですね。スマホゲームのとあるifも配信中で「とあるプロジェクト」の本気度が伺えます。新訳禁書がアニメ化されたら、3期みたいな微妙作画、ダイジェストではなくアニメ勢にも優しい作りにして欲しいですね。以上神の右席まとめでした。