映画って、なんだろ?
ときどき、考えるのです。
「映画って、なんだろう?」と…。
かつて映画とは、映画会社が作って、自社の配給網によって上映されるものでした。
1秒24フレームのフィルムに焼きつけられた物語でした。
それから、どのくらいの時間が経過したのでしょうか…。
今回の「日プロ大賞」のイベントは、7年の休眠期間を経て行われます。
あらためて気がついたのは、映画興行の実態の変貌です。
そのひとつの要因として、デジタルシネマの隆盛があるでしょう。
7年前も、フィルムではなくデジタル撮影による映画はありました。
しかし、現在ではフィルム撮影されている映画の方が珍しいくらいの状況になっています。
フィルムで撮影して、それをデジタルに落としてのCG処理を経て、
フィルムレコーディングしている「空気人形」のような作品も少なくありません。
映画の歴史は、技術革新の歴史です。
そして、いわゆるインディーズ映画、
本当にまったくの自主映画が映画館で公開されるようになりました。
今回の日プロ大賞で上映される作品でも、
「あんにょん由美香」「Lost Paradise in Tokyo」がそれにあたります。
「Lost Paradise in Tokyo」は、すでに世界の映画祭でも高い評価を受けていますが、
「あんにょん由美香」は、松江哲明監督と直井プロデューサーの個人的な意欲から生まれた作品です。
それは、作品を観れば判ることでしょう。
完全なるプライベートフィルム。でも、それだけではない。
こういった作品が映画館で上映されて、かなりのヒットをする状況というのは
7年前では、なかなか想像できませんでした。
「あんにょん由美香」は、
「童貞。をプロデュース」以来のカルチャー・ヒーローといえる松江哲明監督の作品であり、
被写体となった林由美香さんという伝説的な女優さんの存在感もあるでしょう。
とはいえ、いまや映画に差異はないのです。
どんなメジャー映画も、まったくのインディーズ映画も
同一の線上にあるといえるでしょう。
面白いか、面白くないか。
ココロに激しく共鳴するか、しないか。
でも、どんな映画でも、グッとくる瞬間はありませんか?
いまの映画状況が自由なのか、かえって不自由なのかは判りませんが、
「日プロ大賞」は、グッとくる邦画をご紹介する映画祭でありたいと思っています。
「映画って、なんだろう?」と…。
かつて映画とは、映画会社が作って、自社の配給網によって上映されるものでした。
1秒24フレームのフィルムに焼きつけられた物語でした。
それから、どのくらいの時間が経過したのでしょうか…。
今回の「日プロ大賞」のイベントは、7年の休眠期間を経て行われます。
あらためて気がついたのは、映画興行の実態の変貌です。
そのひとつの要因として、デジタルシネマの隆盛があるでしょう。
7年前も、フィルムではなくデジタル撮影による映画はありました。
しかし、現在ではフィルム撮影されている映画の方が珍しいくらいの状況になっています。
フィルムで撮影して、それをデジタルに落としてのCG処理を経て、
フィルムレコーディングしている「空気人形」のような作品も少なくありません。
映画の歴史は、技術革新の歴史です。
そして、いわゆるインディーズ映画、
本当にまったくの自主映画が映画館で公開されるようになりました。
今回の日プロ大賞で上映される作品でも、
「あんにょん由美香」「Lost Paradise in Tokyo」がそれにあたります。
「Lost Paradise in Tokyo」は、すでに世界の映画祭でも高い評価を受けていますが、
「あんにょん由美香」は、松江哲明監督と直井プロデューサーの個人的な意欲から生まれた作品です。
それは、作品を観れば判ることでしょう。
完全なるプライベートフィルム。でも、それだけではない。
こういった作品が映画館で上映されて、かなりのヒットをする状況というのは
7年前では、なかなか想像できませんでした。
「あんにょん由美香」は、
「童貞。をプロデュース」以来のカルチャー・ヒーローといえる松江哲明監督の作品であり、
被写体となった林由美香さんという伝説的な女優さんの存在感もあるでしょう。
とはいえ、いまや映画に差異はないのです。
どんなメジャー映画も、まったくのインディーズ映画も
同一の線上にあるといえるでしょう。
面白いか、面白くないか。
ココロに激しく共鳴するか、しないか。
でも、どんな映画でも、グッとくる瞬間はありませんか?
いまの映画状況が自由なのか、かえって不自由なのかは判りませんが、
「日プロ大賞」は、グッとくる邦画をご紹介する映画祭でありたいと思っています。