GWの旅行に豊橋へ行ってきました。
目的は三河市民オペラ公演「アンドレア・シェニエ」の観劇。
5月6日、5月7日の土日2日間の公演で、主要キャストは一公演ずつ入れ替え。私は6日の土曜日の公演を観てきました。あまりオペラや声楽コンサートの観劇経験がない私でも名前を聞いたことがある有名どころが出演されていて、それもオーディションで選出されたとか。
今回はすごくいい席で、前から4列目の真ん中。舞台両サイドにある字幕を見るのに視線が泳いでしまったので、もしかすると全体を見るにはもう少し後ろがよかったのかもしれませんが、歌手の歌っている様子がよく見えて最高でした。
私は今このアンドレア・シェニエの中のアリアを勉強していて、ぜひこの演目を観たくて。発売日を待ち構えてチケットをとったのですが、6日も当日券は20枚程しかなく、日曜はsold out。実際空席なんてなさそうでした。早くとっといてよかった…!客席の熱気もすごくて、人気ぶりが如実に感じられました。
この歌劇はイタリア語で上演するフランス革命の話。幕ごとに文字での簡単な状況説明も投影され、すごくわかりやすい演出。話も歌も合唱もドラマティックで、あらすじがわかっていても心が動かされる、涙が出そうになる場面が多々ありました。
勉強している「亡くなった母を」も、ああこういう流れで歌われるんだなと言うのがよくわかって勉強になったし、マッダレーナ役の森谷真理さんの演奏にも感激して。生で歌を聴くっていいなと改めて思いました。
シェニエの張りのある若々しい自身の理想に燃える歌も、政治理念に熱い情熱を持ちつつ心揺れるジェラールのバリトンもよかった。思い切って遠征して本当によかった
左からジェラール役の上江隼人さん、マッダレーナ役の森谷真理さん、シェニエ役の樋口達哉さん、シェニエの友人ルシェ役の池田真己さん。森谷さんと一緒に写真撮ってもらってる方もいて羨ましかった〜。
演奏以外も、全体に衣装やカツラ、舞台セットも豪華かつリアルで、それもよかったな。パンフレットも関係者のインタビューなど内容盛りだくさんで読み応えあり。一緒に行った友人もいい舞台だったと喜んでいました。
さて、豊橋には初めて行きましたが、一泊して観光と食事も楽しんできました。
ひつまぶし
ホテルアークリッシュ豊橋に宿泊。
綺麗でゆとりある部屋。
ラウンジでお茶やアルコールも楽しめました。
オシャレな朝食
路面電車
ブラックサンダーラッピングも!
吉田神社
手筒花火発祥の地だそう。
川沿いの空気が清々しかった。
吉田城跡
楽しいGWのイベントとなりました