第42回 きょうだいの集い 自分の人生を生きること | ケアラーアクションネットワーク (CAN)

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2017年9月2日(土)は、第42回 きょうだいの集い を開催しました。

 

今回は、こんなカードを使ってみました!

 

 

初参加の方が多いので、どんな話をしたらいいんだろうって迷ったら

このカードを引いてみます。

 

引いたカードのテーマについてグループで話してもらいました。

 

グループトークはこんな感じ・・・

 

それぞれのグループから出てきたお話は・・・

 

・親亡き後に困るのは兄弟なのに、親にはわかってもらえない

 

・親が障害のことを知ろうとしない(受け入れていないようだ)

 

・親は子どものことを不憫に思う、きょうだいは次のステージを考える

 

・障害のある妹と、共倒れになっちゃいけないって思う

 

・親の看病、子どもの世話、兄のケア、これらをトータルに相談できる相手がいない

 

・みんなの話を聴いていたら、自分は弟に関わり過ぎて来たかも知れないと思った

 

後半の、みんなで意見交換では

 

自分の人生が後回しだったような気がする。

これからは、自分に対するサポートが必要だと思った。

でも、兄の人生は、自分とは切っても切り離せない。

 

と語るきょうだいさん

 

自分の人生と、お兄さんの人生を背負った自分の人生との狭間で悩みます

 

自分がやらなければ、お兄さんの自立は望めないと思ってしまうのは

みんなが思っていることでもありました

 

では、支援者やサポーターの力を借りたらどうだろう?

 

でも、他人の言うことは聞かないから、弟や兄がつらそうだから・・・

 

どんな風につらいのかな、言うことを聞かなかったらどうなるんだろう?

 

もう少し掘り下げて、みんなで話していくうちに、

 

でもさ、わたしたちも、ぼくたちも、辛いこともあるし、失敗してきたこともあるよね

他人の言うこときかなかったこともあるよな

 

兄や弟に、失敗をさせないように、辛い思いをさせないようにするのは

優しさではなくて、甘えさせてしまっているのではないか?

 

そんなきょうだいさんの言葉に、みんなが「ハッ」としました。

 

大人になっても終わらない子育てをし続ける親の態度にイライラしながらも

自分も親がやっているようにしかケアができないのではないか?

 

それは、やばい!

 

いいところに気が付きました!!

 

自分が自立してきた過程(プロセス)を思い出しながら、

 

きょうだいだからこそできるのは、

 

兄や弟にも社会で生きることの試練を経験することに意味があるのだと、

 

そう思うこと。

 

そして、そう思っているのは自分ひとりではなくて、

 

ここに、こんなにたくさんのきょうだいが、同じことを思っているんだってことを

 

憶えておくこと

 

わたしたち「きょうだい」の想いは、

 

とっても複雑で、時には矛盾してしまうこともあります

 

親や親戚という、一番近い家族には、分かってもらえない気持ちがある

 

自分ひとりだけが、ドライで冷たくて、

 

たとえ兄や弟に障害があっても、

大人になることを、

社会で生きることを、

経験させることの大切さを知っていて、

 

それを実行しようとすると

 

幾つもの壁が立ちはだかったり、

 

誰にも理解してもらえなかったりする

 

でも、ここで知ってほしいのは、

 

同じことを感じているきょうだいは、たくさんいるってこと。

 

ひとりじゃない

 

それを知ってほしい!!!

 

最後に、きょうだいさんが、こう話してくれました

 

障害は違っていても、わたしたち「きょうだい」が感じていることは同じなんですね

そろそろ自分の人生を生きたいなって思いました。

そして、自分が自分の人生を生きることこそが

相手の人生を尊重することになるんだってことに気が付きました・・・