第41回 きょうだいの集い ナラティブ・サポート | ケアラーアクションネットワーク (CAN)

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2017年8月19日(土)は、第41回 きょうだいの集い を開催しました。

 

 

ペアトークの中から聞こえてきたのは、

 

・(障害のある)弟のことは大好き。

でも今まで我慢してきたことを思い出すと、泣きそうになる

 

・自分の特性をどう理解して、どう感情をコントロールするかが課題だ

 

・親に対して納得できない気持ちを解消したい

 

・弟のケアをほとんどしていないわたしは、これから弟と、どう向き合えばいいのだろうか

 

・就職活動をして、初めて自分の性格を振り返ったら、 頑張りすぎていた自分に気付いて疲れてしまった

 

後半の、みんなで意見交換では、こんな話になりました!

 

 

「障害のある弟と自分を切り離したときに、自分には何もないと思った」

 

と話してくれたきょうだいさん

 

みんなで、その気持ちをもう少し詳しく話し合っていきました。

 

弟さんから離れた自分は何が好きなのかな?

どう生きていきたい?

夢中になるものは何だろう?

 

そのままで素敵だよって自分自身を評価してくれる

友だちや仲間がいることが、彼女の救いになりました。

 

彼女は、

 

家族と離れて、ようやく自分を知る機会を得ることができるので

家族に対しても自発的にサポートしたい気持ちが芽生えてきました

 

と語ってくれました。

 

この話から、

 

自分自身を認められない

他人からの評価を気にしていた

 

ことについて、話しが深まっていきました

 

そもそも、なぜ他人からの評価を気にするのだろう?

どんな評価が気になっていた?

 

ファシリテーターの問いかけに、きょうだいさんたちは

 

自分への評価ではなくて、

弟や兄への評価だったり

親から期待だった・・・

 

と振り返り、そして

 

「自分はだめなのかもしれない」って、

 

自己評価を自分で落としていたことに気が付きます

 

そこをもう少し深く掘り下げたら

 

実は、障害のある弟や兄がいる家庭を持つ自分への評価を

 

気にしてしまっているんだ

 

ってことに、自ら気が付いていきました

 

これは、誰かに言われるとムッとしてしまうけれど

 

(お前にいわれたくないよ、ってね)

 

自分で気が付くと、胸の奥に使えていた塊がすっと消えて

 

すがすがしい気持ちになるのです

 

それは、自分が今まで抱いてきたマイナスのイメージや感情が消化され

 

プラスのイメージに転換したからなのです。

 

今回は、

 

参加当初から「自分の弟については誰にも話したことが無い」

 

と言っていたきょうだいさんが、

 

自分の子どもの頃の「魔の土曜日」エピソードを楽そうに語ってくれました。

 

内容は、楽しいことではないのですが、笑顔で話しているその表情に

 

CANは、とっても感激したのです。

 

そのことが、涙が出るほど嬉しくて

 

本当に、来てくれてありがとう!!!!って思いました。

 

この回をきっかけに、きょうだいの集いは、

 

自分語りをすることで、自分が抱えている課題に気付き

 

自己解決をするきっかけを自ら見つける場所なんだってことに

 

確信を持つことができて、ナラティブ・サポートと表現するようになりました。

 

CANは、参加するみんなの気付きから、大きなヒントや気付きを得ています。

 

みんな、本当に、ありがとう!!!!!