こんにちは。もちっこです
いつもお読みいただきありがとうございます!
いいねやフォローまでしてくださり、
心より感謝しています
2019年5月、不妊治療を開始することを決意しました。
このブログは、
「どうせやるなら、絶対happyな不妊治療をする!」と決めたもちっこの、
楽しい妊活ライフの記録です
今までの妊活歴はこちらから
の続きです。
お時間ありましたら、
ぜひそちらからお読みください
妊活の苦しみのひとつの要素に、
「夫婦間のコミュニケーションがうまくいってない」
ことがあるのであれば、
もしかしたら、
相手のことをわかったつもりになって、
歩く速度が違ってしまっていることが、
原因のひとつ、かもしれません。
「母子一体感」という言葉を
聞いたことはありますか?
母子一体感とは、もともと、
小さな子供が母親に対して
「自分の思い通りに動くのは当たり前」
「自分の気持ちをわかってくれて当然」
と思う感覚のことで、
母親と自分が別の人間であることを
認識できていない状態のことを言います。
子供たちは成長するにつれ、
そうではないんだ、
母親は、別の感覚、感性、人格をもった、
自分とは別の存在なんだ、
ということに気付いていくものです。
ただ、私たちは、恋人同士や、夫婦、親子、
近しい存在になればなるほど、
再びこの母子一体感という感覚を持ちやすく、
さらに、
子供たちのように、
成長して気付いていく経験をしにくいので、
母子一体感を持ち続けやすいのです。
「私と同じ気持ちで当たり前」
「子供を望んでいるのは同じ気持ちなんだから、
協力して当たり前」
「辛い気持ちをわかってくれて当たり前」
「私の方が苦労しているんだから、
このくらいやってくれて当たり前」
不妊治療は、どうしても、
女性の方が
時間的・身体的な苦労を強いられるので、
こう思ってしまいがちなんですが、
これ、全部、
「母子一体感」
つまり、
「母親は全て自分の思い通りに動くのは当たり前」
と思っている小さな子供の「甘え」と同じ
なんですよね。
相手は、自分と同じ感覚、感性、人格を持っている、
自分と同じ人間ではないのです。
何十年と、
自分とは違う生活環境で、
違うものを見て、聞いて、考えて、
一生懸命に生きてきた、
違う感覚、感性、人格をもった、
貴重な存在なんです。
だから、
解り合うには、
相手の感覚を尊重し、
話し合うことが必要。
私は、そう思っています。
不妊治療に対してどう思っているのか。
例え最初に話していたとしても、
いろんな経験をするにつれ、
思うことは変わることもあります。
その都度、どう感じているのか、
それは、本人に聞かないとわかりません。
それから、
今何か不安なことはないか。
苦しいことはないか。
嬉しいことはないか。
楽しいことはないか。
そして、もちろん、
聴くだけではなくて、
自分のことも話します。
私、さっき、
「大人は成長して気付いていく経験をしにくいので、
母子一体感を持ち続けやすい」
と言ったけれど、
もしかしたら不妊治療は、
「成長して気付いて手放す経験」を
させてくれてる貴重な機会なのかもな、
と思ったりしてるんです。
夫婦間の母子一体感を持ったままでいると、
子供が生まれた時に、
子供にも母子一体感をもって接してしまう
可能性があります。
元々他人とわかっている夫婦間でもそうなら、
我が子にはもっとそうなりがちですから。
逆転した母子一体感(親から子に対して)が、
子供のひきこもりなどに影響するケースは、
実はとても多いです。
そう思うと、
私たちは、
不妊治療を通して、
親になる為の成長の機会を
もらっているのかもしれませんね。
ちょっと長くなりましたが、
読んでいただき、ありがとうございました
伝えたいことが溢れて、
少しタイトルとはずれてきてしまった気も…
ま、いっか
不妊治療中の皆さんが、
今も未来も笑顔でいられるように、
心から応援しています!
もちっこ