なりたい自分のイメージがはっきりしていますか?
メイクアップ教室の時、必ず
「どんな風になりたいですか?」
と聞く事にしています。
すると、帰ってくる言葉は、いつも、
「目を大きくしたい」
「小顔に見えるように」、「鼻をスッキリ」
と具体的なパーツについてのリクエストが多いものです。
人それぞれ、自分の「残念?」に思っている点を
何とかしたいと思うもの。
後もう少し目が大きかったら・・・・
鼻が高かったら・・・・・
顔がほっそりしていたら・・・
でも、
雑誌のモデルのアイメイクが気に入って、
実際にやってみてた時、自分の雰囲気にあうでしょうか?
結局、自分のイメージやファッションに合わなくて、
その場限りの変身体験で終わってしまったこと、
ありませんか?
具体的ならまだわかりますが、「似合うメイクを教えてください。」
というリクエストも結構あります。
あなたが思う「自分に似合うメイク」と、
メイクアップアーチストの持つ「あなたに
似合うメイク」がマッチするとは限りません。
こんな感じにしてもらうつもりじゃなかった!
なんて、不満が残ることになりかねません。
私は、メイクの目的は、顔のパーツを変えること
ではなく、あなたが、トータルで、「なりたい自分」に近づくために、
あなたをひと押ししてくれる、ツールのひとつだと考えています。
ですから、
まず、自分がどういう風に「なりたいのか」「人から見られたいのか」
を、具体的にするところから
始める事が大切です。
なりたい自分のイメージをはっきり持つということです。
あなたは、なりたい自分のイメージがはっきりしていますか?
―次回につづく―