元旦に発熱

 

沙織が生まれて初めてのお正月。元旦の朝、美香と沙織は共に熱を出し、37度ほどの微熱が続いていた。体調がすぐれない中、美香は「無理せず家でゆっくりしよう」と考え、元旦は二人で静かに過ごした。

 

 

  優一の実家に挨拶だけ行くことに

 

翌日、2日の午後になり、美香と沙織は微熱はあるものの体調が落ち着いてきた。それで、すぐ近くにある優一の実家に挨拶に行くことにした。

 

優一は朝から実家に戻っている。挨拶だけならなんとか行けそうだと思ったのだ。

 

  寒すぎる優一の実家

 

優一の実家に到着すると、古い木造の家は暖房もついておらず、冷気が漂っていた。日当たりも悪い部屋の中、美香は寒さを感じながら沙織を抱きしめた。

 

「少しだけ挨拶してすぐ帰ろう」と美香は心の中で決めていた。

 

  すぐに帰れない

 

しかし、優一は「せっかく来たんだし、もう少しいたら」と声をかけてきた。美香は「まだ熱があるから、少しだけ滞在したら帰るね」と伝えたが、優一はさらに「家はいつもこうだし、もう少しいてもいいだろう」と軽く流すように言った。

 

  体調悪化 高熱になる

 

寒さが徐々に体にしみ込み、美香は寒気を感じた。沙織も頬が赤い。美香は迷わず「寒いから帰る」と強く決心し、優一の言葉を振り切って沙織を連れて、実家を後にした。

 

帰宅してすぐに、美香も沙織も熱が再び上がり、高熱で数日間寝込むことになった。

 

美香は、もし冬に再び優一の実家に行くことがあったら、まず暖房がついているかどうかを確認してから行こうと決心した。