プレドニン7mg、現界か。 | 皮膚筋炎(抗TIF1-γ抗体)

皮膚筋炎(抗TIF1-γ抗体)

2020年5月、国の指定難病である膠原病の皮膚筋炎(抗TIF1-γ抗体陽性)と診断を受けました。
このブログでは、皮膚筋炎確定までの流れと治療の経過、そして知的障がいのある娘を先頭に、家族の思いなどを綴っています。

ちょうど2年前


私は皮膚筋炎が確定し、ステロイドの治療が始まりました。




あれから2年。


プレドニンは50mgから7mgまで減量し、治験薬の併用もあったことから割と調子良く過ごしていましたが

治験が中止になり、また痛みがジワジワと出始め、2ヶ月ほど様子を見ていました。





最初に出たのは足の付け根の痛み。

次は太ももの筋肉痛(ビリビリと痺れる感じ)



首、肩、上腕の痛みは動けばいつでも痛くなりますが、今回はかなり強烈です。

安静にしていても楽になりません。






この状態で受診を迎え、教授から免疫抑制剤の併用についてのお話がありました。







私の抗TIF-1γ抗体は、他の抗体より免疫抑制剤の使用による発がんリスクが上がります。


ただでさえ、筋生検時に異型リンパ球があったので、とても不安です。



今の状態は痛みで活動がかなり制限されているけど、動けないわけじゃない。




私の免疫抑制剤使いたくない雰囲気を察したのか、教授は紙とペンを持ち、免疫抑制剤について詳しい説明を始めました。





簡単にまとめると


プレドニン7mgは、維持量ではあるけれど、長期間は使えない。

(私の場合、骨粗鬆症、糖尿病が高リスク)


プレドニン7mgでも足りてないけど、5mgまで減らしたい。

(ここでなぜか二人で笑ってしまう)


免疫抑制剤は、リウマトレックスという薬を使いたい。




リウマトレックスについてはかなり詳しい説明がありました。(必須だそうです)


「致命的な副作用」「特に大きな5つの副作用」


免疫抑制剤を使いたくない患者が、余計使いたくなくなるような話を、至近距離から目を逸らさず続ける教授。


治験の時もそうでしたが、教授はいつでもメリット、デメリットを解りやすくしっかり説明してくれます。




血液検査の結果と年齢でリスクが大きく変わるそうですが、私の場合、副作用で注意しなければならないのは、間質性肺炎と、悪性リンパ腫だそうです。


なので、通院も2ヶ月に一度から2週間に一度に変わり、暫く経過を見ることになりました。