オランダ1泊旅③デホーヘフェルウェ国立公園 | ドイツに住んじゃう?~初めての海外転勤inデュッセルドルフ~

ドイツに住んじゃう?~初めての海外転勤inデュッセルドルフ~

2016年3月末〜2020年夏まで転勤帯同でドイツのデュッセルドルフへ。
初めての海外転勤での私の日々のいろいろを綴りました。
1年目の目標は1日1記事!でしたが、2年目以降はそれにこだわらずに更新しています。
今は帰国後のいろいろについて書いています。

*デホーヘフェルウェ国立公園とクローラーミュラー美術館*

前回の続き。2日目のメインも美術館で有名画家の本物を見ることです。

ホテルのあるツヴォレZwolleから60kmほどのところにあるデホーヘフェルウェ国立公園De Hoge Veluwe。
ここには世界で2番目に多くのゴッホ作品を所蔵するクローラーミュラー国立美術館Rijkmuseum Kröller-Müllerがあります。

日本人も多く訪れるので日本語の案内も。
実際、私たちが訪れたときも日本人の団体客を見かけました。

ここにはゴッホの夜のカフェテラスや、
糸杉の絵、
郵便屋さんのポートレートなど魅力的な作品がたくさん。
実際、日本でゴッホ展へ行った時はあまりぴんと来なかった私ですが、明るい色彩の絵にはとても感動しました。

しかも、あまり興味のない人物画にも、思わず感動!とくにこの郵便屋さんのポートレートは気に入りすぎて、ポストカードまで買いました。

ずらーっとゴッホ。さすが!

他にもモネとか、
ピカソとか、
ルノアールとか、
スラーとか。
今回、ゴッホの明るい色彩の絵にもハマりましたが、新印象派といわれるスラーらの点描画にもどハマり。
というか点描画の所属数もすごい!

ポールシニャックのこの絵、「マルセイユ港の入り口」と日本語では言うようですが、これすごく素敵でした。
これも素敵〜。
ロンドンのナショナル・ギャラリーでスラーの代表作品を見た時はあまりぴんと来なかったんですが、ここにはたくさんの新印象派作品があり、また見に来たい作品をたくさん見つけました。ヤントーロップ、テオファンレイセルベルヘ、カミーユピサロ。。。。ラブラブ

ドイツにいる間に、ぜひまた見に行かなきゃ!

この美術館の広大な敷地にはたくさんの彫刻作品も。
こんな大きなアート作品まで。
スケールがすごい!

館内には有名な作品の一部を自分で描いてみるという面白いゲームもありました。

私もゴッホの郵便屋さんの絵で挑戦しましたが、難しい!
そもそも目と鼻の配置すらおかしい。(笑)


常々、ゴッホの作風はすごく難易度が高いと思ってましたが、やっぱりあのたくさんの色を何層にも重ねるというのは素晴らしいと実感できるゲームでした。


あまりの所蔵数に、正直、屋外彫刻のすべては見きれず、夕方になってきたので美術館を後にすることに。

帰りは国立公園内に群生するヒースを見ながら公園内をドライブしつつ帰路へ。
ヒース(英語ではヘザー?)は8月が旬。
イギリスやドイツでも群生するヒースを見ることができるそうですが、私はここで初めてみました。
淡い紫がぶわーっと広がる。。。
すごくキレイ!
8月ももう終わりだったのでいつまでキレイに咲いてるか分からず、少し心配していましたが、素晴らしいヒースを見れて、本当に嬉しかったです。

丸レッドDe Hoge Veluwe /
      Rijksmuseum Kröller-Müller
      Houtkampweg 6, Otterlo

クレラーミュラー美術館も事前にオンラインチケットを買っておくことができます。
大人ひとり18,60ユーロですが、所蔵数がすごいのでこれは絶対にオトクだと思います。
いくつかある公園の入り口当たりにも駐車場がありますが、そこから美術館へは数キロはあるので、園内をサイクリングするのでなければ入り口でチケットを見せて、園内の美術館近くの駐車場に停めるのをオススメします。
ちなみにヒースの群生がすごかったのは、上の写真の地図でいうと下から上に向かう最も長い道路沿い。

美術館からデュッセルドルフ方面へナビを設定すると、おそらくこの道を中央上部らへんの美術館から下へ下ることになると思うので、8月にいらっしゃる方はぜひ必見です!


あと、子連れだと気になるランチ情報。(笑)
館内に軽食が食べられるレストランがあります。ボロネーゼやサラダ、スープやパンなど。

他には屋外庭園にも軽食が食べられるテントが。
また、屋外庭園にはところどころにベンチがあるので、持参したランチを気兼ねなく食べることもできそうでした。

あと、すごく広いので、もちろんバリアフリー対応!ベビーカーのまま、名画をたくさん鑑賞できます。ヨーロッパって本当に素晴らしい!


なかなか広大で、所蔵数も豊富なのでさらっと鑑賞してもあっという間に2時間とか経ってしまうので、
朝から来てランチをとって、また美術館や公園内を楽しむというのが、ベストシーズン夏らしくていいかなと思います。ラブラブ