年に1度2人で行く、リッチなディナーです
前からずーーっと気になっていたレストラン、
ESqUISSE（エスキス）です。
まずは乾杯のシャンパーニュ
Jacquesson Champagne Cuvee No737
（ジャクソン シャンパーニュ キュヴェ）。
スッキリしているのに、コクもあるおいしさです
おいしいシャンパーニュは、飲んだ後にはちみつみたいな
こっくり感がある気がします。
アミューズは、ちょっと意外なことにフィンガーフードです。
パリパリのチーズ、と思いきや、中にお魚や
いろんなペーストが入っていて、なんとも複雑な味わいです。
バケット。
バターナイフが木でぬくもりがあります
しかも、バターにフロマージュを混ぜ込んでいるそうで、
ふわふわホイップのようでした。
冷たい前菜は、なんと馬刺しで生牡蛎をくるんだもの。
切るとかなり崩れてしまいそうだったので、
中がどうなっているかは見ずじまいでしたが、
お肉と魚介がこんなに合うなんて～
です
しかも、透明なリンゴのジュレが甘みで旨味を引き出してくれます。
この後も魚介だと伺っていたので、白ワインをお願いしました。
Rully 1er Cru（リュリー プルミエ クリュ）。
フルーティーをお願いしたのだけれど、思いがけぬ香りの良さで
かなーり気に入りました
温かい前菜は、ホタテです。
レアに焼かれているホタテは、みずみずしくてやわらか～です。
しかも付け合せのバター南瓜も合うし、
このズッキーニをコルネにしているのがかわいいです
メインの前のスープの代わりに、フランです。
しかも、栗のフランはとってもコクがあるのに軽やかです。
それに、きのこの泡ソースがとてもおいしい
うきうきしすぎて、写真を忘れちゃったので、食べかけ…
いよいよメインのお魚に備えて、白ワインをもう1杯。
Château de Fieuzal（シャトー ド フューザル）2005。
普段は赤ワイン派の私のツボに入る、このおいしさは最高です
まさにお料理とのマリアージュ。ソムリエさんて、すごいな～
メインのお魚は、河豚でした。
ここに、スープを注いでくれます
調理にも麦、スープにも麦を使用しているらしく、
麦が少し散りばめられていました。
身がものすごい弾力で、とってもおいしかったです。
お肉のメインは、尾崎牛でした。
付け合せやソースの中で特に気になったのが、
奥にある濃い緑のソース。
「オゼイユ」というヨーロッパ原産のハーブらしく、
和名は「すいば」というそうです。
少し酸味があって、ほんのり葉っぱの心地よいえぐみ。
お肉によく合いました～
食べごたえばっちりのお肉と独特のソースが、
しっかりした味わいの赤ワインにもぴったりでした
Chateauneuf du Pape（シャトーヌフ・デュ・パプ）。
メインまで、発見と驚きと感動で、幸せいっぱいです
でもでも、フレンチはここからがまたまたお楽しみ
スイーツ祭りです
まずは、お口直しの一品。
冷たいアイスとフルーツです。
そしてキレイなデザートプレートです
アイスの下の不思議なクリームが、滑らかで
アイスと食べてもおいしいしパイと食べてもおいしいのです
しかも、このパイ。
パイ生地の上にしっかり煮詰めたリンゴがぎっしり乗っています。
持ったりした食感がなんとも言えず、またパイだけのスティックを
別でつけてくれているので、合わせ技がこれまたおいしいです
デザートのあまりの濃厚さに、またシャンパーニュを
いただきたくなったくらいでした
そこだけ若干の心残り…です。。
デザートプレートだけでも充分満足ですが、
カフェとともにいただくプチフールもなぜか食べられちゃいます
かわいいミニミニサイズの焼き菓子たち。
マドレーヌのぽこっと飛び出てコロンとしている姿がかわいい
食べると、中のふんわふわ～具合にやられます。
しかも、カヌレも中が想像以上にとろけて、
人生ベスト1になりました
本当に最初から最後までどれもおいしかったです～
ワインのコースターも錫のようでしたが、
シュガーケースも錫で自由に形を変えてデザインワーク
しているところも、ステキでした～
店員さんたちもステキで、本当に居心地が良かったので、
ぜひぜひまたお伺いしたいと思います
お土産もいただきました
お店で食べたのとは少し違うプチフールです
マカロンは、お店で食べたのとクリームが異なっていました。
飽きさせない、さすがなところです。
写真が多くて、かなり長い備忘録になっちゃいましたが、
また思い出して楽しみたいと思います
次の年に1度はどこにするか、またまた楽しみです。