午前十時の映画祭16で初鑑賞。
オープニングで「え、マトリックス?」と思ったら、ウォシャウスキー兄弟がこの作品の大ファンとのこと。影響力が凄いなあ。
そして光学迷彩の映像表現がカッコイイ!!
だんだん消えていくところや消えた後の表現とか、ワクワクする!
凄腕ハッカーの「人形使い」を追うストーリーと、草薙素子の「何をもって自分とするのか」という哲学的な問いを探求するストーリーが、絶妙なバランスでからみあってリンクしていく。
はっきり言って用語とか設定とか、その場ではよくわからなかった。
セリフが早くて聞き取れないし、設定が複雑で理解が追いつかない。
でも、理解できなくてもグイグイ観客を引っ張っていく力があったように思う。

電脳化とか多様化とかAIとか、まさに今ようやく一般的にも語られるようになった言葉。
30年前にこれらの言葉を使って物語を紡いでいるということが凄い。
そしてそれを映像化してエンタメに昇華させている押井&伊藤コンビも流石。

キャラクターは、バトーとトグサがお気に入り。
素子の裸体に上着をかけてあげているバトーのさりげない優しさが染みた。

1995年/日本/82分/PG12
監督:押井守
脚本:伊藤和典
音楽:川井憲次
原作:士郎正宗

草薙素子:田中敦子
バトー :大塚明夫
トグサ :山寺宏一
人形使い:家弓家正

鑑賞日:2026年4月21日(火)
劇場名:kino cinema 天神