開け閉めしているの?
運の良くなるお片付け
開運おかたづけコーチ
石牟礼ともよです
食器棚は地震対策に
スライド式扉を選んでいる方も
多いんじゃないかな?
スライド式って
ちょっと面倒
片方開けると
反対側に2枚合わさり
反対側の扉を開けたい時に
2枚とも動かさなくちゃならない
扉をスライドさせるのは
結構面倒なんですね
で!
扉を取っ払い
カーテンで
埃除けをしているお宅がありました
何かもっとスマートなものに
できないか
と相談を受け
ロールスクリーン?
もっと軽いカーテン?
なんて意見もあったのですが
私の提案であっさり解決
普段奥にある
反対側の扉を
開けることがなくなり
取り外した一枚の扉を
取り付けることができ
埃の心配がなくなったのです
何も追加していない
むしろ
埃除けのカフェカーテンと
突っ張り棒を外す
という
真逆のことをやり
ご満足いただけました
何故
それができたかって?
それは
入れ方を工夫したから
もっと言うと
入れる場所を工夫した
つまり
定位置の見直しをしたんです
どこのお宅も大抵は
コップがズラリと並んだ
棚があるはずです
我が家も例外ではありません
少し違うのは
このズラリと並んだ
コップやカップたちが
いつもは使わない
特別な時のものだ
ということ
カップ類に関しては
完全にお客様用の
カップ&ソーサーだったり
わざわざドリップしていれる
コーヒー用だったりです
グラス類は
氷を入れて(普段夏でも氷は入れない)
ガブガブ飲みたい時に使う
大きなサイズのものと
どうしても
グラスが足りなかった時に
予備としている半端モノです
だからこの写真の扉は
普段滅多に開けることがありません
逆によく開けるのはココ
最も開けやすい扉です
左側にある手前の扉は
ちょっと回り込んで
開けなければならず
棚の位置でいうと
二番手さん
一番手さん棚の最下段
楽々手が届く場所
(ゴールデンゾーン)に
普段使いのグラスとカップ(それ以外も)
家族分用意
人数×2個あるので
よほどでない限り
隣の棚から持ち出すことがありません
家族が開ける扉は
この扉だけ
棚になければ
自分が使った分を
洗って戻っていないことになり
ある と なし
洗ってある と 洗っていない
がハッキリしています
小鉢に関して言えば
3セットを超えるものは
他の場所にあります
余らす数は
ゴールデンゾーンに置かない
のを徹底しているため
他の種類が置けるのです
これが
動線収納の考え方です
前出のお客様にも
普段使っている数を
徹底して選分けました
タッパは
普段使っているものを聞くと
半分くらい
その他の食器も
平皿という集まりで
ゴールデンゾーンに置いていたけど
いつも使うのは
数種類だったし
右側の扉に隠れちゃってる場所から
どんぶりを取り出していたのが分かり
左側に持ってきたものもありました
使う頻度がバラバラなものが
種類の括りで混ざっているから
あちこち扉を
開け閉めしなきゃならないけど
種類で括らず
頻度で括ると
片側に収めることができ
扉のスライドがなくなります
使う時に開けて
洗い終わって戻したら
普段は閉めておける扉なら
開け閉めが面倒でなくなります
開け閉めを楽にする
突っ張り棒とカーテンは
要らなくなり
扉を取り付けて
本来あるべき姿になりました
入れる場所を変えただけで
開け閉めが少なくなり
面倒がなくなる
これが
動線収納の醍醐味です
お片づけの好きな方でも
意外と盲点なんですよ
あなたの家はどうかしら?
片付けは
あなたの「やりたい!」を叶えます
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